エピソードガイド
【96巻〜100巻】


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96巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

96-1「両津線本日運行!?の巻」
サンバカーニバル参加の交換条件として女子寮の横に建設された中川鉄道の駅だが、会社側の都合で電車が来ない状態に。両さんはゴリ押しで中川に電車の運行を無理やり認めさせ、更に調子に乗って路線の延長を計画。
《扉絵:両さん(全身)

96-2「それぞれの夏…の巻」
署の新聞で特集に使うため、小学校時代の作文や絵日記を持ち寄った派出所メンバー。優雅な子ども時代を送っていた中川麗子に反発する両さんは、庶民感覚の夏休み・海水浴について熱く語り始める。
・このエピソードから両さん(=秋本先生?)は、アロハシャツにこり始めます。100-3101-9に登場。
・両さんが「アローハ」と挨拶する際に見せている指の形、間違っていることが
101-9で指摘されます(笑)。
《扉絵:両さん、自転車で疾走》

96-3「麗子のプライベートの巻」
いい加減な性格の両さんは、麗子との約束をすっぽかして平手打ちを喰らう。怒る両さんだったが、忘れ物を届けようと麗子の後を追った事から秒刻みで動き続ける彼女のプライベートを垣間見る事に。
・麗子さんのプライベートを丹念に見せるエピソード。実家のある神戸が阪神大震災で打撃を受けている事なども絡め、ギャグを少なめに じっくりと描かれています。
・両さんのセリフ「わしも
部長に救援物資として送られたが」は93-7の話。
・近年の こち亀はこういったメインキャラを掘り下げる話が少ないですが、機会があれば是非また見てみたいですね。
《扉絵:麗子、バストアップ》

96-4「ベンチャービジネスじいさん!の巻」
両さんが久々に再会した祖父・勘兵衛は、新たにゲーム会社を設立して大儲けしていた。そのノウハウを探ろうと中川を連れて勘兵衛の家を訪ねる両さん。マイペースな好々爺・勘兵衛は、美少女ゲームの開発から戦争体験までを淡々と語る。
《扉絵:両さん&マリア、街をパトロール中》

96-5「両さんの免許証の巻」
普通二種・大型二種から牽引まで 全てが揃った免許証を自慢する両さんだが、有効期限が過ぎている事を指摘され、慌てて署へ更新に向かう。しかし、写真撮影でふざけて調子に乗った事から…。
・両さんの無敵ぶりを象徴するかのようなパーフェクト免許証。「自転車以外はのったことねえ」(3-2)と言っていた初期の頃と比べると隔世の感があります。←「車の免許は16歳の時に取った」という今話のセリフとは矛盾しますが、そこは「20年以上描いてれば色々出てくるキック!」(116-2)という事で(笑)。
中川君(12月24日生まれ)と麗子さん(7月7日生まれ)の誕生日が免許証の記述で初めて明らかになっています(かなり小さい文字ですが)。
《扉絵:競馬ジャンキー・両さん》

96-6「鳥の目(バードアイ)でご案内!の巻」
ワーゲンの水陸両用車を買った両さんは、本田がプレゼントで当てたカーナビを口八丁で取り付け自分の物にしてしまった。両さんの貸したワーゲンでデートに出かける本田と菜々だが、やがて雨が降り始め…。
・当時(1995年)メジャーな存在となりつつあったカーナビがテーマの話。前半では両さんによる当時の最新カーナビ解説が見られます。
《扉絵:街を歩く両さん&マリア

96-7「写真現像お安くします!の巻」
スピード写真・DPE店の利益率が高い事を知った両さんは、中川系列のチェーン店に無理やり加入。葛飾署の前で商売を始めるが、やがて競合店が現れ 熾烈な値下げ競争が始まる。
・プリント0円の表示を見た両さんは「どうやって利益を上げてんだ あの店は…」と呆然。1995年当時は(本物の)0円プリントの店は ほとんど無かったんですね。
・現実には この後の時期から低価格化が進み0円(基本料金のみ)の写真プリントも登場。更に時代はフィルムカメラからデジカメへと移り、写真プリントのあり方自体が大きく様変わりしました。
《扉絵:両さん、草の上で昼寝中》

96-8「進め!両さん鑑定団の巻」
お宝ブームの中、両さんは仲間たちと「鑑定師協会」を発足。店から古いオモチャを発掘するなど精力的に活動を続ける。中川たちにコレクター・マニア心理の何たるかを語る両さんは…。
39-2では、同じ事をしていた人達を「あいつらみたいのが下町のおもちゃ屋 荒らすんだからな」と言っていた両さん。時代と共に変わっていくのも、ある意味 両さんらしさ?(笑)
《扉絵:両さん&麗子、アメ横にて》

96-9「コンビニ天国!!の巻」
麗子がコンビニで おでんを買って来た事から、派出所メンバーの話題はコンビニに。独身生活の長い両さんはコンビニの存在意義や素晴らしさを熱く語る。やがてニコニコ寮の前にもコンビニが開店するが…。
51-10の頃に比べて すっかり世に定着したコンビニがテーマのエピソード。
・両さんが冒頭で食べて「コンビニのおでんもうまい」と評しているのは、「セブンイレブン」のおでん。そのせいかどうかは分かりませんが、2001年にセブンイレブンで限定発売された「
JUMP REMIX・こち亀SEVEN ELEVEN」にも今話は収録されました。
・WJ本誌1995年2号に掲載されたこのエピソードは、通常ならJC
92巻頃に収録されていた筈の物。収録が8ヶ月近く遅れたのは、劇中で災害(台風)下の状況をギャグにしているシーンがあるため、本誌掲載後に起こった阪神大震災(95年1月17日)を受けての配慮ではないかと言われています。(※公式アナウンスがあった訳ではありません)
《扉絵:両さん、コンビニで買物》

97巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

97-1「R・P(ロール・プレイング)パチンコ!?の巻」
両さんが通販で買った、超リアルなパチンコゲーム。説明書の意味ありげな記述を見た両さんは ゲームを徹底的にやり込み、本物の景品がもらえる裏技を発見。物欲パワーで奮闘するが…。
《扉絵:両さん(横顔)&筆文字タイトル(両さん筆?)》

97-2「東京カラス事情の巻」
東京に繁殖し続けるカラス。ゴミを荒らしたり地下鉄の駅に入り込んだりと やりたい放題のカラスと“話し合い”をするため、両さんは鳩を連れてカラスのねぐら・神宮の森へ向かう。
《扉絵:金食い鳥・両さん》

97-3「目指せ!ロボット横綱の巻」
おもちゃメーカー主催のロボット相撲コンテストに、自作のロボット力士「鉄人28ペソ」で参加する両さん。多彩なテクニックで見事 勝ち進むが、強敵の出現に“奥の手”を…。
《扉絵:子どもたちとベーゴマで遊ぶ両さん》

97-4「両さんの就職案内の巻」
勤務する工場が倒産してしまった男性から、就職の相談を受けた両さん。いくつもの会社を回るが、不況の折 なかなか仕事は見つからない。さらに仕事探しを続ける中で、両さん自身の多彩な能力が明らかに。
・無敵の体力に加え、危険物取扱者・中小企業診断士・宅建取引主任者・衛生管理者・ボイラー整備士・レタリング・電気工事士・着つけ・潜水士・自動車整備士・鉄骨製作管理技術者・少女漫画家・ゲーム作家・小説家…更にパチプロ&競馬のプロ。中川君いわく「日本一つぶしがきく男」、両さんです。
《扉絵:街角で、自分そっくりのネコを見つけた両さん》

97-5「アフレコ見学会の巻」
乙姫菜々の漫画「メヌエット」がアニメ化される事になり、本田両さんはアフレコを見学に行く。商品化権を欲しがるオモチャ会社の人間と出会った両さんは、菜々のマネージャーを名乗り…。
・両さんが「昔のアメリカのアニメで 口だけ実写の様にリアルに動いてたのがあったな」と話題に出しているのは、かつて「Clutch Cargo(邦題:冒険王クラッチ)」など少数の作品で使われていたアメリカアニメ独自の手法「シンクロヴォックス」。実際には「実写“のように”」ではなく、本当に実写の唇をアニメの絵に合成していたそうです。
《扉絵:なし》

97-6「浅草シネマパラダイスの巻」
映画黄金期の昭和30年代。勘吉豚平珍吉は、映画監督を目指して劇場で働く少年・星野光と知り合う。映画を通して交流を深める 三人と光。夢に向かって頑張る光の姿は、勘吉たちには とても大きく感じられた。
・連載950回(※話数は当サイトのカウントとは異なります)記念巻頭カラー(本誌掲載時)の少年時代話。ドラマチックな展開はほとんどありませんが、古き良き時代をじっくりと噛みしめるような爽やかな佳編となっています。
・このエピソードがTVアニメ(1996〜2004年レギュラー放送)化された際には、原作でページ数の都合上カットされたという展開が
秋本先生のプロットを元に復活・再現されました。
《扉絵:オリオン座(映画館)(見開き・本編に直結)

97-7「年末警備大作戦!!の巻」
年末年始の特別警戒に向けて部長の訓示が行われるが、両さんは まるでやる気無し。逃走犯人に投げ付けるカラーボール等のアイデアを嘲笑い、経済システムの改革(?)や警察の武装強化で対抗すべきと唱える。
・劇中で紹介されているカラーボール(当たるとペンキの跡と強い匂いが付くボール)はその後 実用化され、現在も銀行や郵便局・コンビニ等に設置されています。
《扉絵:下町を歩く両さん&中川

97-8「焼き物天国(パラダイス)!!の巻」
中川のバイオ開発工場で余った さつま芋を使い、焼き芋屋を開業する両さん。中川のフェラーリを改造した屋台で 大繁盛した焼き芋屋は、次第に商売をエスカレートさせて行く。
・ゲストキャラのタコ焼き屋の男秋本先生の別作品「こちら人情民生課」「花田留吉七転八倒」の花田留吉がモデル?)が いい味を出しています。後に130-6で再登場。
《扉絵:両さん&麗子、音無橋近くにて》

97-9「部長の住宅事情の巻」
1996年が明け、両さん中川麗子部長の家へ年始に向かう。が、以前は自然に囲まれた土地だった部長邸の周りは急激に都市化が進んでいた。騒音に悩まされる部長は、中川の協力で家を移転するが…。
《扉絵:中川の帽子と麗子の髪でおどける両さん》

98巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

98-1「電脳ラブストーリーの巻」
本田がパソコンを購入。大人気恋愛ゲーム「キャンパスフェアリー」をプレイするが、ゲームの中でも失恋常習男ぶりを発揮してしまう。両さん中川麗子の協力を得て 何とか進めていくが、突然ゲーム中でキャッシュカードのナンバーを聞かれ…。
・本誌ではオールカラー(4色+2色)掲載されたエピソード。当時のパソコンブームも手伝って、この頃の こち亀はパソコン話が非常に多いです。
・ゲームの女の子にメロメロになる本田君は、後の
左近寺の原型でしょうか?
・コミックスでは、(ページ数調整のため)本誌掲載時の内容に加え「キャンパスフェアリー」の1ページ広告が掲載されています。
初版で「68,000円」だった価格表記は ほどなく「6,800円」に修整。最初の価格はギャグだったのかミスだったのか、微妙な所です(^^;)。
《扉絵:デジタルジャンキー・両さん》

98-2「左脳よ働け!!の巻」
以前失効した免許証を、再チャレンジして取り直した両さん。「技術はともかく筆記試験に受かる筈がない」と訝しがる部長に、中川は 両さんの左脳に隠された 眠れる力を解説する。左脳の力を目覚めさせた両さんは、更に危険物取扱者などの資格も取得するが…。
49-2での天才ぶりなどを絡め、右脳人間・両さんの秘めた力が明らかに。
・当時 新発売されたばかりだった 版権フリーの背景原画が、実験的に多数使用されています。「版権フリー なんて素敵な響きなんだ!!!」「もうカメラ片手に走り回らなくていいのだ!!」「背景原画で亀有 浅草の下町バージョンも出してくれ!」という両さんのセリフは、正に
秋本先生の代弁?
・ラストに「こち亀特製背景原画」として版権フリーの派出所の絵が掲載。その後、実際に同人誌などで使われているようです。
《扉絵:両さん&東京都庁舎》

98-3「不忍池の思い出の巻」
上野にやって来た両さん中川麗子本田菜々の五人は、不忍池でボートに乗る。のんびりと過ごしていた五人だったが、偶然から 両さんが小学校の頃に失くしたオモチャの船を発見。池の底に 更に沈んでいると考えた両さんは…。
・亡くなった友達の事を両さんが思い出す ほろ苦いラスト。舞台版こち亀の1999・2001・2006・2016年公演版(※)でも、ストーリーの骨子部分に使われたエピソードです。(※2001年公演は127巻巻末で紹介。2003年公演は内容が異なっていました。)
《扉絵:自転車で街を走る両さん》

98-4「世にも危険なクイズ!!の巻」
テレビ局のスタッフにバラエティー番組の企画を相談され、数々のアイデアを出す両さん。やがて自分自身も参加する事になり、過激なゲーム内容に苦戦しつつも奮闘する。
《扉絵:両さん、下町にて》

98-5「スキーヤーV.S.スノーボーダー!?の巻」
福引きでスキーセットを当て、派出所メンバーと共にスキー場を訪れた両さん。だがコースはスノーボーダーに占領され、滑る事ができない。そんな折 置き引き事件が発生し、犯人はスキーで逃亡するが…。
・生まれて初めてスキーをするというジョディーが、ダイナミックな滑りを見せています。
《扉絵:ジョディー・ボルボ・両さん、スキー場にて》

98-6「狙え!!賞金首の巻」
種子を運ぶため布などにくっつく植物・オナモミの実を使って遊ぶ両さんは、子どもの頃 鍛えたオナモミ手裏剣の技を発揮。やがて署の仲間たちを巻きこみ、署のお偉方を賞金首に見立てての忍者ごっこを始めるが…。
96-5では判別不能なほど小さい文字で書かれていた中川君(12月24日生まれ)と麗子さん(7月7日生まれ)の誕生日。今話では改めてセリフ中で明らかにされています。
《扉絵:都電の線路を眺める両さん》

98-7「両さんのパソコン講座の巻」
Windows95の発売と共に、一気にメジャー化したパソコン。娘のひろみ達が使いこなしているのを見た部長は懸命に勉強するが、さっぱり理解できない。最先端文化の達人・両さんが親切(?)にレクチャーするが…。
・今話から98-9までは、欄外解説が目白押しの「パソコン3部作」。CD-RとMOを混同していたりニフティサーブ(※2006年まで運営されていたパソコン通信サービス)の描写が実際と違っていたりといった粗はありますが、超初心者向けのわかりやすい解説は なかなか良心的。
《扉絵:両さん、下町の公衆電話で競馬情報交換中》
・今話の扉絵は106巻の表紙にも流用されました。

98-8「インターネット駄菓子屋の巻」
駄菓子屋のお婆さんが、商店街の福引きでパソコンを当てた。セットアップを手伝った両さんは ネットを通じて駄菓子を販売する計画を立て、見事に大繁盛。続いてオリジナルパソコンの製作を企画する。
・パソコン3部作 第二弾。現在は当たり前の存在になっているインターネット通販も、この頃は かなり先進的な物でした。
・両さんの作ったパソコン「山田28号」は、
101巻から150巻まで使われたコミックス目次ページレイアウトの元ネタにもなっています。
《扉絵:両さん、日本橋にて》

98-9「ハイテク世代V.S.オヤジ世代!!の巻」
急速にパソコンの普及は進み、葛飾署でも署員対象のレクチャーが行われる。だが部長署長たちの世代は全く理解できず、ついには「我々には必要ない!」「パソコンなど若い者に任せればいい!」と逆ギレ。その言葉にカチンときた両さんは…。
・パソコン3部作 第三弾。パソコンを通じて明らかになるジェネレーションギャップが描かれています。
《扉絵:両さん、川の横で昼寝中》

99巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

99-1「格闘ゲーマー警官登場!!の巻」
両さんの同僚警官・左近寺竜之介は、頑強な体を持つ柔道の達人で、女には全く興味を示さない硬派な男。だが ふとしたきっかけで美少女恋愛ゲーム「どきどきメモリアル」をプレイした左近寺は、女性への免疫の無さも手伝ってズブズブと はまって行き…。
ボルボと並びセミレギュラーとして活躍することになる名キャラ・左近寺の初登場編。もちろん彼の心の恋人(?)・どきメモの沙織も登場しています。
《扉絵:イタズラ両さん、麗子マリアを曲り角で待ち伏せ》

99-2「写真シールパニック!!の巻」
女子高生の間で写真シール(プリクラ)が大流行。早速ブームに目を付けた両さんはデジカメとプリンターで「シール屋」を開業するが、調子に乗って“変”なシールを作った事から部長たちの怒りを買う。
・ブーム黎明期、まだ“プリクラ”の呼称も定着していなかった頃のエピソード。
《扉絵:両さん、神社にて》

99-3「軍人将棋名人!!の巻」
中川たちを相手に「軍人将棋」で遊ぶ両さんだが、マイナーな遊びゆえか全く盛り上がらない。やがて軍人将棋の道場がある事を知った両さんは、七大タイトル保持者の山本五段と対戦するが…。
《扉絵:川面を覗き込む両さん》

99-4「C・Gカタ屋!!の巻」
両さんが秋葉原で買って来た超マニアックソフト「THE・カタ屋」。昔ながらのカタ屋を再現したゲーム…のはずだったが、左近寺の協力でゲームを進めるほどに どんどん訳のわからない展開になって行く。
《扉絵:川を眺めながら弁当を食べる両さん&麗子

99-5「隅田川お花見騒動!!の巻」
隅田川沿岸で行われる葛飾署の花見大会から 締め出されてしまった両さん。追い出した部長たちに復讐するためジョディーの協力で潜水艦に乗り、ミサイルで狙撃する。更に、花見に参加するため浮上した潜水艦は…。
《扉絵:隅田川(俯瞰)(本編に直結)

99-6「ハイパー小学生D(ダッシュ)!の巻」
久々に両さんと再会したハイパー小学生・電極+(プラス)は、以前にも増して高性能な機器を駆使し、冷徹な態度で両さんをイラつかせる。の会社で開発された学習システムのモニターとなるプラスだが…。
・ハイパー小学生・プラス君と父親・スパーク氏が85-1以来 久々の登場。Windows95の発売に端を発したパソコンブームの中、出るべくして出て来たという感じですね。
《扉絵:両さん、下町にて》

99-7「ポケベル新商法!の巻」
なりゆきから ポケベルを購入する女子高生の“代行屋”になってしまった両さんは、すっかりポケベルの達人に。スーパー電子社長の協力を得て、新型のポケベルを開発するが…。
・掲載当時(1996年)は まだまだ先端機器だったポケベル。後には携帯電話に押されてユーザーが減り、2007年3月には最大手のNTTドコモがサービスを終了しました。
《扉絵:両さん、線路脇にて》

99-8「佃島慕情の巻」
祖父・勘兵衛の住む佃島を中川と共に訪ねた両さん。開発が進み 昔ながらの風情が無くなって行く佃島だが、勘兵衛は相変わらず飄々。両さんが子どもの頃の思い出を二人に語り出す。
35-9の初登場以来 勘兵衛さんが住んでいた長屋が、今話で取り壊しに。高層マンションの最上階へ引っ越した勘兵衛さんですが、本人は相変わらず のほほんとしています。
《扉絵:両さん&中川、船着き場にて》

99-9「あなたのフィギュア作ります!の巻」
両さんと一緒に訪れた模型店で「どきメモ」の沙織フィギュアを初めて見た左近寺。こっそり購入したが作り方がわからず、両さんに製作を依頼する。製作技術が金になると気付いた両さんは、模型の製作代行業を始め…。
《扉絵:両さん、敬礼!》

100巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

100-1「インターネットで逢いましょうの巻」
電極+(プラス)の通う小学校を訪ねた両さん中川は、全てがデジタル・システム化された現代の学校に唖然とする。やがて葛飾署のホームページが開設される事となり、プラスが技術協力をするが…。
・記念すべき100巻の最初を飾るエピソードは、世に大きな変革をもたらしたインターネットがテーマ。「基本的にはすべて英語」「タレントがホームページを開設しただけでマスコミが取り上げる」などのセリフには、ネット黎明期(1996年)ならではの空気を感じます。私も これを読んだ当時は、5年後に自分が こち亀サイトを始める事になるとは想像もしていませんでした(笑)。
《扉絵:キャラ大集合(カラー見開き)
・コミックス100巻を記念して、巻頭6ページ(スペシャルピンナップ・目次・1話目冒頭3ページ・イベント写真レポ)はコミックス初のフルカラー。また初版本では、カバー裏(※写真)にもフルカラーのオマケ漫画が。
・初版本(表紙にシリアルナンバーのある物)は、カバーを取った表紙の色と描かれたキャラの違う3バージョンがありました。オビのコピーが「ついに出たぞ!」となっている物が
マリア左近寺の紫、「!」が「!!」になっているのが菜々ジョディーのピンク、「!!!」になっているのが両さん&中川の緑(2版以降もこれ)です。ちなみに、当時 関係者のみに配られた黄色バージョン(部長麗子?)があるというウワサもありました…が、真偽は不明のため あくまでウワサです。
・初版本には、オマケとして「こち亀銀行券」(お札型カード)も付録に付いていました(※写真)。
・100巻の特別バージョンには上記初版本の他、1997年7月25日〜8月3日に浅草ROXで開催されたイベント「こちら葛飾区亀有公園前派出所 大展覧会・両さんのいる下町」で販売された限定カバー(
※写真)版も存在。この時は、「こち亀大全集 カメダス」も同じ表紙絵を使った限定カバー版が販売されました。

100-2「ゲーム営業 両津!!の巻」
ゲーム会社を経営する電極+(プラス)から、スタッフとして協力を頼まれた両さん。唯一の大人として営業力を発揮し活躍するが、ゲーム内にスポンサー名を入れるタイアップシステムを導入した事から…。
・劇中で両さんが話している「昔あった スポンサー付きのゲーム」は、ファミコン ディスクシステム用ソフト「帰ってきたマリオブラザーズ」(任天堂・1988年発売)と思われます。永谷園がスポンサーとなりプレイ前にお茶漬け海苔などのCMが流れる、当時としては かなり斬新なソフトでした。
・プラス君の同級生(ソフト開発部長)として登場する少年・
薮中君は、秋本先生の友人である漫画家・一本木蛮先生のご主人・薮中博章氏から名前を取られているそうです(一本木夫妻の同人誌より)。
《扉絵:派出所前(本編に直結)

100-3「アロハ天国の巻」
「日本アロハシャツ普及委員会」を発足させた両さんは、部長中川麗子にアロハの素晴らしさを訴える。だがヴィンテージアロハにプレミアが付いている事を知った両さんは、いつもの金儲けに走り始め…。
96-2で両さんがこり始めた、アロハシャツがメインのエピソード。
・ハワイに住む中川君のおじさん・
三亀松氏が久々に登場しています。
《扉絵:アロハシャツ姿の両さん・麗子・中川》

100-4「失われた写真を求めて!?の巻」
間違って部長のカメラでイタズラ写真を撮ってしまった両さん。部長にバレては大変と 自ら現像に臨むが、失敗してフィルムはパアに。部長の京都旅行の写真を 全て復元するため、中川の協力で大規模な再現作戦を展開する。
・最初期の7-5から登場している ボーナス話の定番キャラ・坊那須課長の名前が初めて明らかに。
《扉絵:銃の硝煙を吹く麗子と、帽子を撃ち抜かれて冷や汗の両さん》

100-5「フィールド エア ホッケー!!の巻」
葛飾署の女子アイスホッケー部に巨大なエアホッケーリンクが導入された。婦警チームを相手に一人で圧勝した両さんは「わしに勝てたら裸踊りしてやる」と豪語するが、相手側に強力な助っ人が現れ…。
《扉絵:ローラーブレード》

100-6「両さんの秋葉原(アキバ)案内の巻」
左近寺と共に電気街・秋葉原を訪れた両さん。馴染みの電器店のおやじから 家電の売れ行きが伸びないのを相談され、人気商品のパソコンと セット(抱合せ)販売に走り出す。
・抱合せは違法では…と心配され、「日本政府だってブレンド米を米にくっつけて売ってた時期もあったろ!」と返す両さん。ちょっと社会派。
《扉絵:馬券が外れて蒼白の両さん》

100-7「レッツ・キャンプ!!の巻」
埼玉の三郷公園へキャンプにやって来た両さんと仲間たち。のんびりとバーベキューの準備をするが、軍人の感覚を捨て切れないボルボジョディーに すっかりペースを乱される。
《扉絵:子どもたちとRCカーで遊ぶ両さん》

100-8「携帯電話なくすべからずの巻」
普及に伴い、落とし物として届けられる事も増えて来た携帯電話。先端技術の達人・両さんは、様々な技を駆使して落とし主を探す。しばらく後、自分の落とした携帯電話を乱用された両さんは…。
・携帯電話・PHSが すっかりメジャーな存在になった頃のエピソード。ですが「携帯とPHSでは相互通話ができない」「一万円台のPHSがあるからな 凄い時代だ…(※)」などのセリフは、現在の目から見ると過度期という感じですね。(※掲載当時の感覚では、PHSの一万円台は破格の安さでした。WJ初出の約半年後に増刊「こち亀デジタル」で再録された際には「1円のPHSがあるからな」と早くもセリフが改められており、当時の変化の速さが伺えます。)
《扉絵:両さん、『タイトルをシンプルにしよう』と提言》

100-9「日暮巡査の潜在能力!?の巻」
アトランタ五輪をテレビで見ていた両さんたちは、日暮を起こす年が来た事を思い出す。へ起こしに向かうが、原生林化していた部屋はすっかり綺麗になり、日暮の姿も無かった。必死に日暮を探す一同は…。
・名物オリンピック男・日暮、六度目の登場です。前回(81-1)まではどんどん古代化していった彼の部屋ですが、今回は少し変化球。
・本誌では巻頭オールカラー(4色+2色)で掲載された23ページのエピソード。
・日暮はニコニコ寮の庭に設置されたカプセル部屋(
88-8に登場。今話では既に廃棄)に寝ていたそうです。88-8(これより二年前のエピソード)で初めて設置されたのかと思ったら、結構 古くから置かれていたんですね(笑)。
《扉絵:こち亀キャラ、五輪スタイルで大集合(見開き)
・今話の扉絵は、初版コミックス(表紙にシリアルナンバーのある物)のカバー裏にはカラーで掲載されています。
・巻末には「快挙!! オール100巻サブタイトル完全リスト!!」を掲載。
150巻170巻180巻190巻200巻の巻末にも それぞれサブタイトルリストが収録されています。


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