エピソードガイド
【196〜200巻】


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196巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

196-1「目覚めた画家の巻」
部長も敬愛する日本画界の巨匠・奥山怒灸(おくやま・どぎゅん)両さんからアキバ文化を教えられアニメ好きの道へのめりこんだ奥山は、人気アニメ「蒼き鋼のアルペジオ」のヒロイン・イオナにそっくりな声を持つ女性に出会い…。
・当時
秋本先生が推していたという実在のアニメ「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」がネタに。WJ掲載時は「アルペジオ」公式Twitterも言及するなど話題になりました。
・今巻の巻末では、コミック版「アルペジオ」の作者・
Ark Performance先生によるイオナと両さんの描きおろしイラストが寄稿されています。
《扉絵:両さん・レモン雪丸、墨堤通・京成関屋駅近くにて》
191巻からは14話収録となり、194巻は15話、195巻は16話とボリュームアップしてきたコミックスこち亀。196巻は17話収録とさらに厚みを増し、以降これが標準となっていきます。

196-2「コスプレ刑事(デカ)の巻」
派出所へ現れた新たな特殊刑事コスプレ刑事こと小巣府令弥大郎(コスプレ・やったろー)は、男性高齢者の新たな趣味としてコスプレを奨励。両さん達を中年男性レイヤー専門店へと連れて行く。
・新特殊刑事の他、
御所河原組長(今回は「五所ヶ原」と表記)と組員たちも久々に登場。趣味のブレてない組長に、ファンとして安心しました(笑)。
《扉絵:トライク(BRP Can-Am スパイダー) with 両さん?》
・扉絵、遠くの方にいる人物が誰なのかはほとんどわかりませんが…たぶん両さんかな?(笑)

196-3「NIGHT SURVIVAL GAME(ナイトサバイバルゲーム)の巻」
ナイト(夜間)サバイバルゲームは、初心者の残念(法条)ではついて行けないほどの奥深い世界。ジョディーたち海兵隊チームからの挑戦を受けた両さんは、強敵を打ち負かすため ある策を講じる。
・冒頭では、ナイトサバゲーのウンチクを両さんがたっぷり語っています。
《扉絵:ランボルギーニ エゴイスタ with レースクイーン麗子

196-4「夢・夢・夢の巻」
文化交流学生として中国からアニメ大国・日本へやって来たアニメーター志望の少女・李紅花(リー・ホンファ)。李の熱意を本物と感じた両さんは、彼女の希望を受けてアニメ制作会社へと連れて行く。
《扉絵:李紅花(ラフ画)

196-5「マルチヘリ時代の巻」
複数のプロペラを持つRC・マルチヘリ(マルチコプター)は、小型ながら高空からの空撮が可能な優れもの。操縦と撮影の技術を併せ持つ両さんは、マルチヘリで空撮映像のクオリティを競う「バードアイ映像グランプリ」に出場する。
《扉絵:両さん・レモン、台東区谷中「カヤバ珈琲」前にて》

196-6「想いを継ぐ鳥の巻」
老齢の女性宅から逃げたペットのオウムを探すことになった公園前派出所&通天閣署メンバー。鳥の習性を知り尽くし天候にも味方された両さんは、見事オウムの発見・捕獲に成功する。しかし…。
《扉絵:イチョウの舞う中を歩く両さん&中川

196-7「龍涎香(りゅうぜんこう)の巻」
2015年の初日の出を拝んだ両さんが海辺で見つけた奇妙な塊は、クジラの体内で生成される貴重な天然素材「龍涎香(りゅうぜんこう)」だった。その価値を中川たちから教えられた両さんは、更なる龍涎香探しに執念を燃やす。
・香料として使われる天然素材・龍涎香=アンバーグリス(
※Wikipedia)を題材にしたエピソード。
《扉絵:なし》

196-8「スペースバルーンの巻」
カメラ付きケータイを風船で成層圏まで飛ばし宇宙写真を撮影する“スペースバルーン”がブームに。映像のみならずメダカを宇宙から帰還させることにも成功した両さんは、「次は人間」と本田と二人で気球へ乗りこみ…。
《扉絵:両さん・
レモン雪丸、谷中の街をランニング》

196-9「キレ中さんの巻」
ちょっとしたことで すぐイラつきキレてしまう両さん中川たちの勧めを受け、キレ中(キレる中高年)の短気を治すメンタルクリニックを部長と二人で受診することに。
・作中に、まるまる1ページを使った「中年キレ度テスト(35才以上の男性に限る)」が登場。
私はQ4とQ7が当てはまるかな…(^^;)。
《扉絵:両さん&中川、堀切駅前にて》

196-10「行事大戦争の巻」
クリスマスやハロウィンに続いてイースターもじわじわメジャー化が進み、日本古来の行事がピンチだ!と訴える両さん。今度は日本の方から打って出てやろうと、節分や雛祭りを海外へ売りこむべく気勢を上げる。
《扉絵:両さん&
中川、おでんを食べながら荒川土手から堀切駅を望む》

196-11「次世代電気自動車レースの巻」
モーター内蔵タイヤによりデザインの自由度が高まった次世代電気自動車。そのコンベンションレースへ中川と共に出場することになった両さんは、浴槽にタイヤを付けた“温泉カー”を発案する。
・お風呂カー同士のデッドヒートから熱湯ドタバタへ、これぞスラップスティック!な展開が笑えます。
《扉絵:クアッドコプターで遊ぶ両さん&下町の子どもたち》

196-12「お手伝い券の巻」
高齢者向けの新たな贈り物として、エアコン等の清掃代行サービス券が登場。その作業に地元警官も協力することとなり両さんも(嫌々ながら)参加するが、その知識や仕事の確かさは評判を呼び…。
《扉絵:ランボルギーニ アステリオンLPI910-4 with 中川

196-13「鑑定クイズの巻」
中川麗子に「高級品鑑定クイズ」への出演依頼が。知識を語りだすと止まらない中川たちの暴走を抑えなければと、両さんハルを引き連れて共に番組へ出演することに。
《扉絵:線路脇の社前を歩く両さん&麗子》

196-14「スパイ大作戦2の巻」
二重スパイ生活を続ける極道婦警・有栖川京華に、署長からドラッグ取引現場への潜入捜査命令が下る。両さん本田はその現場近くの海でサーフィンを楽しんでいたが…。
195-10「スパイ大作戦の巻」で初登場した有栖川京華が二度目の主演。彼女の父・ジョニーこと有栖川慧二郎も初登場しています。
《扉絵:なし》

196-15「妖怪言い訳小僧の巻」
遅刻を「妖怪のせい」と言い訳する両さんにブチ切れた部長だが、義息子孫娘から妖怪ブームを教えられ「全否定は良くない」と姿勢を改める。そこにつけこみ調子に乗った両さんは…。
・当時の「妖怪ウォッチ」大ブームを受けた話。
・部長の
家族が久々に登場し、160-7189-5に続いて角田家の次男が3度目(にして最後)の出演。2016年発売のコミックス最終200巻特装版付録「こち亀超書(スーパーノート)」の「キャラクター調書」にて設定(後付け?^^;)が明確化した彼ですが、劇中でその存在がクローズアップされることは残念ながらありませんでした。
磯鷲早矢の父・剣之介も久々に1コマ登場。
《扉絵:両さん&中川、自転車二人乗りで下町を疾走》

196-16「両津信用金庫の巻」
両さんが後輩警官から借りた5000円が、競馬と株売買の大成功を経て あっという間に150億円に。現金にこだわる両さんは、さらに殖やすべく金貸し業を始めるが…。
・初期(
20-256-4など)のこち亀で時々名前が出ていた競走馬・タニノハヤテが「(レース)復帰第一戦」で久々の登場。137-9では引退扱いで警視庁騎馬隊に所属していましたが、ケガで療養していただけだったのかも?
《扉絵:なし》

196-17「愛しのサンミーの巻」
家庭用パン焼き機でハルが焼いたパンを食べつつ、パン話で盛り上がる公園前派出所&通天閣署メンバー。レイとハルの語る大阪ソウルフード「サンミー」とは?
・1971年から関西で発売されている神戸屋の菓子パン「サンミー」(
※公式サイト)の話。大阪出身のこち亀担当編集(当時)・山中氏と秋本先生の会話がきっかけだったそうです。私(1971年生まれ)は小1から30年以上大阪に住んでいますが今話で初めて知りました…周囲でも知ってる人と知らない人の差が大きいようですね(^^;)。
・広がりまくるサンミーのうんちく話は最終ページまで継続。こち亀定番の流れへいかないことに怒る両さんのメタ台詞が笑えます(笑)。
《扉絵:なし》
・巻末には恒例「
秋本治のこち亀196巻ウラ話」3ページの他、おまけマンガ「勘吉少年始末書」の特別編「女子の遊び」を4ページ描きおろし掲載。ゲストの麗子が(普通と違う?)“おはじき”を、早矢菜々が“ゴム飛び”を紹介しています。

197巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

197-1「ワイルドローラーでGOの巻」
中川の会社が、内蔵モーターで自由に高速走行できる次世代ローラースケート「ワイルドローラー」を開発。その市街地レースイベントへ両さんも出場するが、走行中に引ったくりを発見し…。
68-2を彷佛とさせる話ですね。
《扉絵:麗子 ワイルドローラースタイル》

197-2「超神田寿司ランド店の巻」
超神田寿司がレジャーランド敷地内で営業する出張店舗の運営を任された両さん。ライバル店に対抗して子供へアピールするため、寿司モチーフのヒーローキャラクターを考案する。
《扉絵:BMW i8 with 中川

197-3「QRスタンプラリーの巻」
東京中の駅改札に隠されたQRコードをケータイで制覇していく新型スタンプラリーへ参加した両さん。最速ゴールを目指して全力で走り回るが、駅構内の複雑さやラッシュに翻弄され悪戦苦闘。
・2015年1月13日〜2月27日に行われた「JR東日本ウルトラマンスタンプラリー」(
※当時のニュース記事)が劇中に少し登場。亀有駅のスタンプは、怪獣「ガメロン」でした(笑)。
《扉絵:両さん・残念(法条)中川麗子 with 桜並木》

197-4「パンダカーの巻」
浅草花やしきへ遊びに来たレモンみかんの擬宝珠三姉妹と両さん。パンダカーをすっかり気に入って降りようとしないみかんを連れ、両さんはパンダカーに乗ったまま園外へ出てしまう。
・老舗遊園地・浅草花やしきで(当時)稼働中のパンダカーを題材にした話。
・両さんの浅草の実家「よろず屋」と父・
銀次さん、母・よねさんが久々登場。
《扉絵:両さん&中川 on パンダカー》

197-5「TOKYO COFFEE NO MAKI(トーキョーコーヒーノマキ)
チェーン店、缶コーヒー、コンビニコーヒーと、様々な形で日本人の生活にすっかり溶けこんだコーヒー。「ならば豆も日本で作るべきだ」と考えた両さんは、東京都内でのコーヒー豆生産を実現するべく奔走する。
《扉絵:ウェーブヘア麗子

197-6「春(ハル) 三社祭に行くの巻」
東京の祭りを体験したことのないハルを連れ、両さん中川は浅草三社祭へ。ハルだけでなく外国人父娘にも祭りの楽しみ方をレクチャーするが、観光客で大混雑の中、娘の姿が見えなくなり…。
・こち亀ではおなじみのお祭り話。中川君が半纏を着ると帯の位置が高くなるのは、
89-10以来すでにルーティンギャグのようですね(笑)。
《扉絵:お祭り両さん》
・扉絵(本誌ではカラーでした)の半纏姿両さんは、目が小さめで連載初期っぽい雰囲気?

197-7「ドローン来襲の巻」
自律飛行型マルチコプター「ドローン」が大きな話題に。警察用パトロールドローンの導入にアイデア協力した両さんは、さらに斬新なコンセプトの新型ドローンを開発する。
196-5の本誌掲載後から一般に話題が広がりだしたドローンヘリが題材のエピソード。冒頭では「そもそもドローンとは何か」がわかりやすく解説されています。
《扉絵:なし》

197-8「高級炊飯器の巻」
新しい炊飯器を買うため家電量販店を訪れた部長だが、7000円の普及モデルから15万円の高級品まで幅広い選択肢で延々と悩み続けることに。日をまたいで考え抜いた末、部長の選んだ炊飯器は…。
183-6ではテレビやカメラの豊富な知識で家電量販店からスカウトされるほどだった両さん、炊飯器の知識はほとんどないようです…が、部長に協力するのが面倒で店員さんに丸投げしてるだけかも(笑)。
《扉絵:なし》

197-9「サイレントサバゲーの巻」
サバイバルゲームに興味を持ったは、両さんのサバゲーチームへ参加。初挑戦ながらハンドサインを使いこなして大活躍を見せ、女性メンバーからも持ち上げられて得意満面になるが…。
《扉絵:フォードGT(2017) with 中川

197-10「軍人刑事(デカ)の巻」
新たな特殊刑事軍人将棋矢田郎兵衛(ぐんじんしょうぎ・やったろうべえ)が登場。両さんたち署員に軍人将棋コマの扮装をさせ、立てこもり現場への侵攻作戦を開始する。
99-3などで少し登場した「軍人将棋」を題材に、将棋刑事話(159-4)の続編的な内容。将棋刑事がコスチュームを変えて再登場する形でも良かったような?(笑)
《扉絵:レモン雪丸 with ヒマワリ(ラフ画)

197-11「京華の父の巻」
警察とヤクザの二重スパイ生活がすっかり板についた極道婦警・有栖川京華。彼女の父もまた、インテリ大学教授“有栖川慧二郎”と遊び人サーファー“ジョニー”の二つの顔を持っていた。
《扉絵:なし》
195-10196-14で登場した有栖川京華が三度目の出演。父親(初登場は196-14)ともども、このままセミレギュラーになりそうですね。

197-12「両津バス出発しますの巻」
地域住民のため、新葛飾署が独自に路線バスを走らせることに。その運転手となった両さんは、乗客の要望で寄り道をしたりお年寄りを病院まで送ったりと、路線に縛られない自由気ままなサービス?で好評を呼ぶ。
《扉絵:なし》

197-13「漫画原作の巻」
大物原作者・石川GO衛門の原作つきで連載が決定した新人漫画家・明日(あした)のびる。しかし原作の到着が遅れに遅れ、仕事ができない状態に。困り果てたのびるを見かねた両さんは…。
《扉絵:なし》

197-14「ステレオ漫画の巻」
両さんが目をさますと、なぜかそこはアブダビのホテル。しかも鏡に写った自分は麗子の姿に!?…一方、両さんと中身が入れ替わってしまった麗子はゴミ捨て場で目をさまし大あわて。
・左ページが「ステレオ漫画の巻【両津編】」、右ページが「ステレオ漫画の巻【麗子編】」と分かれた状態でザッピングストーリーが進行。2〜3段コマ割りでそれぞれ別展開を見せた
23-159-365-4145-6の系譜に連なる変化球エピソードです。
《扉絵:【両津編】高架下を歩く両さん&マリア 【麗子編】早矢、昼寝中の両さんを発見》
・2枚の扉絵にはそれぞれ、今回の事件を引き起こした
犯人がこっそり隠れています。本編終了後の幕間ページには紹介もあり。

197-15「配給会社事情の巻」
低予算のせいで微妙な映画しか買い付けられず、あの手この手の売り出し法を模索する零細映画配給会社の社長たち。「実話物なら売れる」「冒険映画を実話にしてしまえばいい」と、両さんに白羽の矢を…。
《扉絵:マリア(ラフ画)
・扉絵はコミックス収録時の描きおろし。本誌では、10年後の発掘を予定して
2005年浅草神社の境内へ埋められた「こち亀タイムカプセル」が1年延期して こち亀40周年イヤー=2016年に発掘されることになったのを漫画形式の扉で告知していました。

197-16「恋する京華の巻」
二重スパイ極道婦警・有栖川京華は、任侠映画俳優・片倉原太(かたくら・げんた)にメロメロ。たまたまロケに遭遇した京華は、そのまま仕事を休んで片倉の追っかけと化してしまう。
《扉絵:なし》

197-17「ガチキャラレースの巻」
ゆるキャラならぬ“ガチキャラ”が世界中から集まってのマラソン大会が開催。両さんも参加を命じられ、警視庁のマスコット・ピーボ君のパワーアップ版に扮することになるが…。
《扉絵:両さん&中川、日暮里からスカイツリーを望む》
・巻末には恒例「秋本治のこち亀197巻ウラ話」3ページの他、描きおろしおまけマンガ「『オレンジジュース』の話」4ページを収録。ユルかったり危なかったり(^^;)の、昭和時代のジュース(無果汁)の懐かし話です。

198巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

198-1「夏の旅行の巻」
サーフィンを楽しむため、レモン雪丸とともに小さな島へとやって来た両さん。サーフィン仲間のジョニー(有栖川京華の父・慧二郎)らと、全力で海のレジャーを満喫する。
・後半では、擬宝珠家の飼い犬・
雪丸が神田明神で拾われる(184-3)前のルーツが判明。
《扉絵:両さん・纏・レモン・雪丸、船上から島を望む(本編に直結)

198-2「わしらの秘密基地の巻」
広大な土地に作られた個人飛行場で、1分の1スケールの巨大なRC飛行機を飛ばす両さんとラジコン仲間たち。外部へ情報を漏らさない秘密厳守のトンデモ道楽に、中川も驚く。
《扉絵:中川&両さんのオープンカー、1/1RC飛行機とすれ違い(本編に直結)

198-3「ロボタレの巻」
倉庫でほこりをかぶっているロボットをどうにか再利用できないかと相談された両さんは、ゆるキャラとしての活用を提案。タレント化したロボットは、パワーと芸の幅広さでたちまち人気者になっていく。
・「昔 特撮で流行ったキャラを特番などで使っている」イメージシーンは、話題の番組「
ウルトラ怪獣散歩」が元ネタ?
《扉絵:荒川と綾瀬川の中洲を歩く両さん&麗子

198-4「ポリスエクスポの巻」
警察職員の作品を展示・発表する「警視庁芸術祭」が、巨大競技場で大々的に行われることに。部長世代のため音楽ステージにアマチュア演歌歌手を呼ぶ両さんだが、実はその歌手は…。
御所河原組長子分たちが久々に登場。
189-1189-9194-12に出演したボカロ声婦警・保可炉衣土(ほかろ・いと)、彼女と組んで曲を作っているオタク婦警・雛野姫果とともに冒頭で登場。
《扉絵:麗子&小型犬》

198-5「亀有祭(かめありまつり)の巻」
亀有香取神社の例大祭が近づき、祭り好きの両さんは大はりきり。大規模な三社祭とは違った、地元に密着した祭りの魅力をレモンみかんに余すところなく伝えていく。
・連載39周年突破記念としてWJ本誌では巻頭カラー掲載されたエピソード。
亀有香取神社例大祭(2015年は9月12日(土)・13日(日)開催)の様子がリアルに描写されています。
・2015年9月5日(土)放送の「
出没!アド街ック天国亀有特集では、秋本先生による今話の取材風景も紹介されていました。同番組に出てきた葛飾伊勢屋うなぎ川亀も劇中に登場。
《扉絵:両さん&纏、祭りスタイル(見開き・鉛筆画)
・扉絵は二人の絵と祭りの写真を組み合わせた3ページ構成。本誌初出時はカラーでした。

198-6「チューリングテストの巻」
スーパーコンピュータによる人工知能がどれだけ人間に近づいたかを試す「チューリングテスト」が話題に。両さんが雑談やオヤジギャグを教えこんだ人工知能の精度はかなりの水準に達し…。
・冒頭では、2014年にイギリスで行われた実際のチューリングテストの話題(
※ニュース記事)にも触れられています。
・「夢かどでかい落ちが待ってる気がする………」という両さんのセリフ(メタ?)に反し、話は特にオチのないまま終了(^^;)。
オチのないのがオチ?
《扉絵:天使か悪魔か 有栖川京華

198-7「コンテナハウスの巻」
バイト先の社長との将棋勝負でクレーンと中古コンテナ50個を手に入れた両さん。コンテナを住居に改装した“コンテナハウス”がブームと聞き、さっそく自らの手で作り上げる。
《扉絵:コンテナ文字「コチカメ」》

198-8「スカイアイの巻」
マルチヘリに搭載されたカメラの映像をゴーグル内に投影しバーチャル飛行体験ができる最先端デバイスが登場。モニターとして中川から5機を借りた両さんは、仲間たちとの空中鬼ごっこを始める。
・両さんが「昔わしが作ったショルダーヘリみたいのか?」と話題に出しているのは
62-9の話。
《扉絵:熱唱!両さん》

198-9「両津ヤギ堂の巻」
署長命令で「芝刈課」として緑地の除草をすることになった両さん。芝刈機の音に住民から苦情が出たり腰を痛めたりと苦労を続けていたが、芝をヤギに食べさせる除草法があると知り…。
・3〜5ページ目(P155〜157)の絵が少し荒れているような…?
《扉絵:両さん、レトロゲーム200時間ぶっ続け》
142-4などで扉になっていた「両津蝉麻呂ピカチュー野輔」の短歌(?)が、「両津蝉丸ジバニャンの助」名となって久々に登場(笑)。

198-10「東京水中花」
昭和20年代。本物の海を見たことのない勘吉は、豚平珍吉とともに屋形船をこっそり借りて隅田川を下り始める。海へのルートがわからず四苦八苦していたところ、水上バス停で母娘に出逢い…。
・両さんの少年時代話は昭和30年代の舞台設定が多いですが、今回は20年代。トンチンカントリオも小2で、いつも以上に幼い感じです。
現在30代の両さんが60年以上前に小学生だったことは、こち亀ファンならツッコんではいけません(笑)。
・東京オリンピック(1964年・昭和39年)のため美しい景観が損なわれていったことの描写は、2020年に二度目の東京五輪を控えた現代への政治批判も含まれているのかも? 194-15でも同じことを思いましたが。
《扉絵:昭和20年代 浅草(見開き)
・扉ページのサブタイトル表記は「東京水中花 ─小2病の夏の日─ 勘吉幼年期物語」。

198-11「京華暴走の巻」
署の仕事で雑学と組まされた有栖川京華は、雑から好意を寄せられて迷惑顔に。そんな中、籠城事件が発生し新葛飾署員たちも出動。実戦に参加したい京華は、雑を利用しようと考える。
《扉絵:なし》

198-12「両津散歩の巻」
散歩番組への出演を打診され、軽い気持ちで引き受けた両さん。しかし、その行き先は外国の紛争地帯だった。冷や汗をかきながら、いろんな意味で危険な両さんの散歩番組が生中継スタート。
198-3で両さんのエンターテインメント感覚を評価していた的戸(てきと)ディレクターが再登場。
《扉絵:谷中初音小路を歩く両さん&中川

198-13「わしらレコード世代の巻」
擬宝珠家の母・桔梗の持っていたソノシートを懐かしむ両さん。アナログレコードを知らない世代のに、プレーヤーの構造や当時の思い出をとうとうと語り聞かせる。
・劇中登場の自走式プレーヤー「サウンドワゴン」は
30-10でも両さんが使っていましたね。近年リニューアル版が発売されたりもしているようです(※ニュース記事)。
・後半はイケメン巡査・
風波峻(かざなみ・しゅん)が登場。またも一人でおいしいところを持って行きます(笑)。
・両さんのセリフに実在のアイドルグループ「でんぱ組.inc」の名前が登場し、初出当時 話題になりました(
※紹介記事)。
《扉絵:なし》

198-14「笑える運動会の巻」
球技大会の実行委員に任命された両さんは、競技のテレビ放送で金を稼ごうと画策。参加の署員たちに渋い顔をされながら、インパクト重視のバラエティ的演出を強行していく。
・風刺のきいた、ちょっと実際にもありそうなオチの流れがいいですね。
《扉絵:アゲーラR with 両さん&中川

198-15「分冊ブームの巻」
衰えない分冊本ブーム。両さん部長署長マリア本田のそれぞれが毎月完成に近づいていく付録を楽しむが、分冊本の世界は両さんたちの想像を超えるディープなものだった。
・少年ジャンプをテーマにした分冊本「ジャンプ流!」(2016年1月7日(木)より月2回発売・
※ニュース記事)の刊行決定を受けてか、164-1に続く分冊本話。前回の話で得た両さんの知識や記憶は完全にリセットされてるようです(笑)。
《扉絵:なし》

198-16「TV(テレビ)レポーターの巻」
署のケーブルテレビで朝ワイド番組が放送されることになり、中川麗子が司会、両さんがレポーターに。だが扱いの悪さに不満を募らせた両さんはテレビを離れ、マリアとのラジオ新番組で対抗する。
110-6で開設された(新)葛飾署のCATV局が久々登場。
《扉絵:なし》

198-17「京都の湯の巻」
早矢の実家・磯鷲邸の敷地内にある温泉へ旅行することになった派出所メンバー。磯鷲家初訪問の中川本田残念(法条)らは、電気とも携帯電波とも無縁の広大な敷地に悪戦苦闘する。
両さんを“越前屋”と呼ぶ早矢の父・剣之介氏が久々登場。142-2で両さんと行った二人旅は良い思い出になっているようです(笑)。
《扉絵:マクラーレン570Sクーペ with 麗子
・巻末には描きおろしおまけマンガ「作者の遊園地体験記」4ページを収録。
秋本先生が小学生時代に行ったという後楽園ゆうえんち(19-7にも登場してましたね)の思い出話です。今巻(と次巻)は「こち亀ウラ話」はなく残念。

199巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

199-1「部長の動く家の巻」
建物をまるごと移動する“曳家(ひきや)”の仕事を初めて知った部長は、「自宅を駅前へ移動させてくれ」と両さん中川に依頼。費用や手間を理解せず何度も家を動かそうとする部長に渋い顔の両さんは…。
・曳家(
※参考リンク)を題材にした話。冒頭では、当時(2015年末)実際に行われていた弘前城の移動(※外部リンク)について解説されています。
・サブタイトルは映画「ハウルの動く城」のもじり?
・扉の次ページでは「こち亀コミックスプレビュー 部長の家、その超遍歴に迫るッ!!」と題して
97-9142-6148-3194-11を紹介。
《扉絵:両さん・中川・麗子
・本誌では、連載40周年イヤー(2016年)突入と「舞台版こち亀」の10年ぶり上演決定を記念したセンターカラー(扉のみ4色カラー)で掲載されました。

199-2「両さんの猫(ネコ)の生活の巻」
天国の魔法使い・花山理香の力でネコに変身させられてしまった両さん。まずは食べ物にありつこうとネコの多い谷中へ赴き、その行動力と生活力で みるみるうちにネコ社会へ順応していく。
129-5『両さんの「犬の生活」!の巻』の続編的サブタイトル。今回は着ぐるみでなく本当にネコ化しています(笑)。
《扉絵:ぶさネコ両さん四態》

199-3「盆コレの巻」
擬人化ブームが続く中、ゲーム会社から企画相談を受けた両さんが目をつけたのは“盆栽”。美少女化された盆栽が活躍する新作ゲーム「盆コレ」は両さんの狙い通り大ヒットし、一大ムーブメントとなる。
・両さんの擬人化ブーム解説で、
秋本先生お気に入りの(笑)「艦これ」や「蒼き鋼のアルペジオ」が登場。
《扉絵:十間橋通りを歩く両さん&麗子

199-4「海の正月の巻」
2016年 正月。非番の両さんは、ジョニー(有栖川京華の父・慧二郎)ら仲間たちとカリブ海で優雅にサーフィンを満喫する。船で買い出しに出た一同だが、両さんが沖に何かを見つけ…。
《扉絵:敬礼 両さん・中川麗子

199-5「清潔両さんの巻」
両さんが住むニコニコ寮の一人部屋は、物と謎キノコとゴキブリで荒れ放題。咎められても聞く耳を持たない両さんに、麗子中川はキレイ好きになる催眠療法を施す。その効果は予想以上で…。
ニコニコ寮で両さんと同居していた残念(法条)が他の部屋へ移り、現在の両さんは一人暮らしなことが判明。元々は両さんが押しかけた側だったんですけどね(^^;)。
《扉絵:なし》

199-6「笑い上戸の巻」
両さんの友人・壺入(つぼいり)は、笑いのツボにはまると爆笑が止まらなくなる男。笑い癖でまともに仕事ができずクビになった壺入に、両さんたちは新しい職を世話してやろうとする。
・一般人版
恵比須のような新キャラ・壺入。恵比須と二人そろったら とんでもなくうるさそうです(笑)。
《扉絵:ブガッティ ヴィジョン グランツーリスモ with 中川

199-7「マイソウルナンバーの巻」
突然、中川の体に本田の人格が宿ってしまう。本田の体にはボルボ、ボルボの体には残念(法条)…と意識がシャッフルされ大混乱。原因は、魂をナンバー管理する天国警察の新制度にあった。
・2015年10月5日より始まった「マイナンバー制度」(への不安?)を元にしたドタバタエピソード。
・途中の展開は、ページを上中下段に分けての3カ所同時進行。
59-3を彷彿とさせますね。
・本誌初出時はボルボの絵が全て
左近寺になっているミスがありましたが、コミックスで全面修正されました。
《扉絵:Ninja H2R with 風波峻

199-8「東京ターミナルの巻」
昭和中期。佃島に住む祖父・勘兵衛の仕事を手伝いながら羽田沖を遊び場にしていた勘吉は、頭上を飛ぶアメリカの旅客機に圧倒される。飛行機への興味で空港の滑走路に忍びこむが、そこで…。
・羽田空港(東京国際空港)の歴史を交えた“昭和史”的エピソード。羽田空港が米軍基地だった1950年代から、全面返還を経た60年代までが舞台です。
両さんは幼児から小学生の頃。現在の年齢との整合性はスルーしましょう(笑)。
・勘兵衛さんの若い頃(40〜50代?)の姿は本編初登場。少年時代編レギュラーの豚平珍吉も もちろん顔を見せています。
《扉絵:なし》

199-9「トロリーカーの巻」
オリンピック特需に便乗して大儲けを目論む両さんは、燃料もバッテリーも使わず走れる架線式電気自動車(トロリーカー)の普及に目をつける。亀有で試験的に設けられた電気カー通行帯は好評を呼び…。
《扉絵:両さん&レモン雪丸、神社前を散歩中》

199-10「カラスの勝手でショの巻」
花山理香の力でカラスに変身させられてしまった両さんは、人間ともネコとも違うカラス社会の生活に悪戦苦闘。仕方なく派出所へ戻るが、意外にも中川たちは姿の変わった両さんを淡々と受け入れる。
199-2の続編的な内容。両さんが中川君に「わし 人間に見える?」と確認するのは、57-7の経験があるからですかね(笑)。
・サブタイトルの元ネタは昭和50年代に
志村けんが「8時だョ!全員集合」で流行させたギャグ。童謡「七つの子」(※外部リンク)の替え歌ですが、逆にこちらの歌詞しか知らない人も多いかも?
・扉の次ページでは「こち亀コミックスプレビュー 魔法使いVS両津勘吉!!」と題して
43-744-451-362-1069-3168-8を紹介。
《扉絵:両さんカラス四態》
・WJ本誌初出時の扉絵はカラーの仁侠映画風両さん&
有栖川京華でしたが、コミックスでは199-16(京華主役話)の扉へ回されました。

199-11「スーパーカー散歩の巻」
犬を散歩させるように、走らせてコンディションを保つ必要のある高級スーパーカー。その運転代行を請け負い始めた両さんの元へ、中川を通じて次々と富豪オーナーたちから依頼が舞いこむ。
《扉絵:両さん&中川、「土手の伊勢屋」前にて》
・扉絵に描かれた「土手の伊勢屋」は、日本堤に実在する老舗(1889年創業)の天ぷら・天丼店。

199-12「冬の裸祭りの巻」
雪におおわれた新潟県舞名(マイナー)村の冬を盛り上げるため両さんの発案した村おこしイベントは、裸で氷上をすべる“人間カーリング”。その強烈さに惹かれ、村へは外国人観光客が続々集まる。
《扉絵:両さん&残念(法条)、浅草地下街にて》

199-13「サブマリン航路の巻」
船が出航できないほどの大嵐が来襲。両さんとジョニー(有栖川京華の父・慧二郎)たちサーフィン仲間が島へ行く予定は中止…にはならず、旧ソ連軍払い下げの大型潜水艦で海底から出発することに。
《扉絵:パガーニ ゾンダ レボリューション with 中川

199-14「月面車、月を走るの巻」
RC月面車に砂浜を走らせつつアポロ月面着陸の思い出話で盛り上がった両さんは、「次は月面で走らせよう」と奮起。低予算でRCを月へ送るため、ジョニーこと有栖川慧二郎の知識を借りて計画を進める。
・WJ本誌初出時は(なぜか)最終コマの絵が若干荒れていましたが、コミックスで描き直されました。
《扉絵:なし》

199-15「ギリギリ両津先生の巻」
「ダメ人間の失敗談の方が共感を呼べる」と判断した警視庁上層部により、新人研修セミナーの講師に抜擢された両さん。自らの人生を語るテキストとして、「こち亀」コミックス全巻を聴講者に購入させる。
・壇上の両さんをほぼ同じ構図(+同じ形のふきだし)で描きつつ、「こち亀」の内容を
コミックス1巻から淡々と解説していく変化球エピソード。連載最初期に秋本先生が経験したという新聞の偏向取材に関する実話(※公式ツイート)も交えられ、長期連載作品ならではの苦悩や禁句(^^;)まで飛び出す、なかなかに強烈なメタ話です。
・サブタイトルとシチュエーションは実在のバラエティ番組「しくじり先生」(
※公式サイト)のパロディですね。
・「葛飾署爆破(
39-6)時の自分は他の署員の被害者だ!」など、過去の色々を細かくアピールする両さん。「私が不良になったのは部長のうっかりで貧困生活を強いられたり(61-9)部長のウソで本庁爆破に至った(61-10)61巻から」だそうです(笑)。89-8でも給料をなくされた」こともしっかり言及。
・さらに部長の暴走(10-9)や不倫疑惑(111-9)・セクハラ(122-7)、中川の発砲(1-12-1)・暴言(193-11)、麗子の酒乱(189-2)などをあげつらう両さんですが、ニセ高級時計販売(149-6)や5億円横領(195-6)、相撲で署長を投げ飛ばしたり(169-3)日本経済をマヒさせたり(169-4)…と無数にある自分の醜聞で反撃を浴びます(笑)。
・WJ本誌初出時には「ジャンプ+」上にて今話で言及された過去エピソード14本の無料配信も行われました。
現在は終了。
《扉絵:両さんの顔》

199-16「京華の私生活の巻」
二重スパイ生活を続けつつ、自分を偽り続ける婦警業務にストレス限界の有栖川京華。しかし、暴力団の取引を押さえるため出動命令を受けた場所が大好きな任侠映画のロケ地と知り…。
《扉絵:任侠映画ポスター風 両さん&有栖川京華
・WJ本誌では199-10のカラー扉として使われた絵をこちらへ転用。今話の初出扉絵(京華のプロフィール&持ち物紹介)は その前ページに掲載されています。

199-17「葛飾Walk 金町編」
「お化けが怖いので賑やかな所へ引っ越したい」というを、両さんは亀有の隣駅・金町へと連れて行く。そこで久々に出会ったのはスナイパーかぶれの気弱警官・後流悟十三
・後流悟十三が
147-7以来11年ぶりの登場。1981年1992年2005年・2016年と毎回10年以上のブランクを経る後流悟、実は日暮以上のレアキャラです。
《扉絵:両さん in 「KatsushikaWalk」表紙》
・WJ初出時は「Walker」でしたが、実在の雑誌そのままなのが問題視されたためかコミックスで「Walk」と変更されました。
・巻末には描きおろしおまけマンガ「今だから白状
(バラ)す子供時代の話」4ページを収録。今回のテーマは“竹馬”ですが、昭和の子どもならではのワイルドさに「ぜったいマネするなよ」としつこく念が押されています(笑)。

200巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon(通常版)】 【Amazon(特装版)】

200-1「新世代の巻」
スパークからの頼まれ物を届けに、電極+(プラス)の小学校を訪れた両さん中川。ロボットが調理する学食や、技術開発を全て生徒たち自身でまかなうシステムに驚かされる。
・ハイパー小学生・電極プラスが久々の登場。
・両さんが かつて変わり者扱いしていたプラス達を「がんばれ新世代」「未来は明るい」と肯定的に語るセリフは、現実(上世代)の閉塞感が表れているようにも…?
《扉絵:なし》
・最終巻となる200巻は、史上最大ボリュームの全21話収録・400ページ。カバーはメタリック仕様で、巻頭には折込カラーミニポスターが付いています。ポスターの表面は描きおろしのキャラ集合絵、裏面には1〜200巻のコミックスカバー絵がずらり。
・JC200巻初版は、
通常版40周年記念特装版の2バージョンが発売。特装版にはデータ本「こち亀超書(スーパーノート)」が付いていました。
・2016〜2017年に開催されたイベント「こち亀展」の東京会場・大阪会場では、それぞれ先着1万名に200巻の限定オリジナルカバーがプレゼントされました。

200-2「メジャーデビューの巻」
本田とともにバンド活動をしている保可炉衣土(ほかろ・いと)が書いた歌詞は、大人しい性格に似合わず超過激。何か理由が?と訝しがった両さんは、保可炉と雛野が住むマンションを訪ねる。
《扉絵:両さん&チャラオ、スカイツリーを望んで談笑》

200-3「顔パスの巻」
成り行きから、中川の会社でテスト中の顔認証システムのモニターに任命された両さん。中川系列の店や交通機関がすべて“顔パス”で使い放題となり、大喜びで豪遊しまくる。
・(オチの大ゴマ以外)1ページごとに左右2列でコマ割りが進行する変則的構成。
11-918-123-159-365-4151-1などに連なる実験シリーズでしょうか?
・連載初期の名レギュラーキャラ・
フータローが久々登場。スーツに着替えても帽子は絶対脱がないんですね(笑)。
《扉絵:スカイツリーから見る、亀有公園前派出所方面》

200-4「根画手部流の巻」
「旅行へ行く友人のネコを預かってほしい」というマリア両さんが紹介したのは、動物を多く飼っている根画手部。いつもの心配性で過剰なまでにネコを手厚く世話した根画手部は…。
《扉絵:なし》

200-5「ドローンバトルの巻」
エアガンを搭載したドローンで空中戦を行う「ワールドドローンバトルシップ」へ賞金目当てで参加する両さん。レギュレーションが未整備なのをいいことに、手段を選ばず勝利を狙う。
・参加者として
電極プラスの他、久々のラジコン刑事も登場。
《扉絵:なし》

200-6「映画エイドの巻」
経営危機に悩むガード下の小さな映画館は、電車が通ると建物全体が揺れるほどのオンボロ。だが、それを集客に利用すべきと考えた両さんによって「アナログ体感シアター」へと生まれ変わり…。
《扉絵:なし》

200-7「EV-ISETTA(イーブイイセッタ)の巻」
2人乗りコンパクトEV(電気自動車)の耐久レース形式発表会へ、BMWイセッタを模して開発された新EVで両さんも参加。様々な走りで存分に性能をアピールする。
66-2でも題材になったBMWイセッタがモデルのEV主役話。終盤は「今回はギャグが少なかったから」と、196-11で登場したお風呂カーのドタバタが強引にねじ込まれています(^^;)。
《扉絵:ランボルギーニ チェンテナリオ with 麗子

200-8「寿司講座の巻」
レモンの通う幼稚園で寿司教室の講師を務め上げた浅草一郎こと両さん。続いて女子校の生徒から依頼を受け、頭の固い教師に“創作寿司”を認めさせる説得へと乗り出す。
《扉絵:なし》

200-9「右京の海の巻」
京都へやって来た両さんは、大学に通う右京の悩みを解決するため、らの兄・憂鬱(ユウウツ)の協力を仰ぐ。スランプに悩む右京を気分転換させるべく、3人は一路 海へ向かうことに。
・飛鷹右京と、纏・
レモンみかんの兄・憂鬱が久々の登場。
・JCでは「作中エピソード」として新規描きおろし2ページが追加されています。
《扉絵:なし》

200-10「スナイパーの時代の巻」
内部機構をレーザービーム式に換装したエアガンと標的用ベストを用いた新型サバイバルゲームへ挑む両さんたち。スナイパー中心の戦場で、女性チームらと火花を散らす。
《扉絵:なし》

200-11「芸術論の巻」
手先の器用ながヒマつぶしに描いたアイドルの点描画が大人気に。両さんは「わけのわからん“芸術”なんかよりこっちの方が上だ!」と豪語しつつ、例によって金の匂いへと惹かれていく。
199-17で雑と同居を始めた後流悟十三が1コマ登場。
《扉絵:アポロ アロー with 両さん》

200-12「ドローンの時代の巻」
スペック進化の著しい産業用ドローン。その現状を展示イベント会場で語り合う両さん中川麗子のもとへ飛んで来た勘兵衛製ドローンは、両さんにイス付きの大型ドローンへ座るよう指示し…?
196-5197-7200-5に続くドローン話。おぼつかない法整備でアメリカに遅れを取る日本のドローン事情などがリアルに語られています。
162-8R・G・C(リョーツ・ゲーム・カンパニー)の経営権売却が判明した勘兵衛さん、現在は新会社・REC(リョーツエレクトロカンパニー)の経営に携わっているようです。
《扉絵:なし》

200-13「懐かしのビッグワンの巻」
懐かしのプラモデル食玩「ビッグワンガム」の話で盛り上がる両さん本田。今でもファンが多いことを知った両さんは、さっそく現代版ビッグワンガム(の類似品)の製造販売に乗り出す。
・“高級食玩”の元祖?として昭和の子どもたち(私含)に大人気を誇った「ビッグワンガム」(
Wikipedia)を題材にした話。
《扉絵:両さん&麗子、踏切近くにて》

200-14「戦車先生の巻」
両さんの企画で深夜放映されていた“戦車アクション学園アニメ”「熱血!戦車先生」のハリウッド実写映画化が決定。CGは使わず、オール日本ロケで本物の戦車を使って撮影することになり…。
《扉絵:テックルールズ AT96 TREV with 麗子

200-15「京華の後悔の巻」
学生時代に優秀な水泳選手だった京華へ、警察署対抗の水泳大会に出るよう署長命令が。水着で背中のイレズミを見られるわけにいかない京華は、意を決して両さんに相談をもちかける。
《扉絵:両さん・本田、路地でラジコン遊び》

200-16「中川はん出向の巻」
中川が通天閣署別館へ出向することに。憧れの相手と一緒の勤務でテンションを上げるハルや しょっちゅう酒を飲んで盛り上がる署員たちのノリに染まった中川は、次第に暴走をエスカレートさせ…。
《扉絵:両さんレモンみかん in あらかわ遊園》

200-17「夏の旅行II(ツー)の巻」
ジョニーらサーフィン仲間たちの集う島へ1年ぶりにやって来た両さんレモン雪丸。レシプロ機でのフライトや自然に囲まれての食事でレジャーを満喫した後、雪丸が生まれた家を再び訪ねる。
198-1「夏の旅行の巻」ラストの言葉「来年もこの島に遊びに来よう」通りの続編エピソード。本誌掲載時はサブタイトルの上に「夏休みスペシャル!!」のキャプションがありました。
《扉絵:島上空を飛ぶジョニーの飛行機(見開き・本編に直結)

200-18「中川家秋本家集合の巻」
中川麗子の3人が、超多忙の合間を縫って北海道へ集合。「スカイツリーが見たい」「新幹線に乗りたい」…数々のワガママを滞在時間10分の間に叶えるため、中川とスタッフ陣は全力を尽くす。
155-7(2006年)で「5年後」「8年後」の再来日を予告していた中川龍一郎小百合夫妻ですが、10年経ってようやく実現しました(笑)。麗子母・マリイ・ローランことフランソワーズも久々の登場。
《扉絵:両さんレモン雪丸、千住汐入大橋にて(ラフ画)
・便宜上ラフ画と表記しましたが、なぜか下描き状態の扉絵。40周年企画ラッシュの影響で作業時間が不足していたんでしょうか…?

200-19「部長御乱心の巻」
部長が誤って変形させた純金製仏像の修復依頼を引き受けた両さんだが、より金になるCM撮影の仕事を優先し、像修理は後回し。掃除機の吸引力でビルに貼りついて登る、忍者のような撮影に挑む。
・ラストのオチのみを強調したサブタイトルは、この名物シチュエーションが今回で最後なのを意味しているのかも…。
・1コマ目の派出所などに、どこか昭和時代を思わせる異質なペンタッチが混在。執筆スタジオを訪問された
一本木蛮先生の筆によるものだそうです(Twitter及び一本木先生の同人誌より)。
《扉絵:両さん&中川、スカイツリーを望む下町路地裏にて》

200-20「永遠(とわ)の腕時計の巻」
アンティーク腕時計の奥深い世界にも豊富な知識を持つ両さん夏春都から「壊れているから取っておいても仕方ない」という古い腕時計を譲り受けるが、亡夫が戦地で使っていた物と知り…。
・連載終了1話前ですが、内容は通常運転。本誌掲載時は、次号での終了自体まだ誌面では明言されていませんでした。
149-6(会話中に登場の「ニセ時計で60億円荒稼ぎ」もこの時)に続くアンティーク腕時計話。両さんが初めて夏春都から「ありがとう」と言われる、ほのかな人情話です。
・ラストコマの
両さんのセリフ「来年またヒマワリに会えるぞ」も、私たちがWJでそれを見ることはないのかなと思うと寂しく感じます。秋本治先生は近年 執筆スタジオでヒマワリを育てられているそうなので、その“変化する姿”や“時の流れ”を連載終了と重ねる心情もおありなのかも?と邪推。
200-17で新たに擬宝珠家へやって来た犬(雪丸の彼女?)が“ソレイユ”と命名。
《扉絵:なし》

200-21「40周年だよ全員集合の巻」
「こち亀」の連載が ついに40周年を達成したのを記念し、「復活希望キャラ発表会」を敢行する両さん。「10年前にも同じことをやったのでは」という中川麗子部長のツッコミをものともせず、好き放題にステージを進行していく。そしてラストに待ち受けるのは…。
・最終回。
1976年42号から連載を開始して40年間1号も休載せずに続いてきた「こち亀」、ちょうど40周年となる2016年42号の巻頭カラーでフィナーレを迎えました。
・今話=最終話はJC200巻と同日(2016年9月17日)発売のWJ42号にも同時掲載されましたが、なんと“ラスト4ページの展開(オチ)”が全く違う別バージョンとなっています。
キャラ集合の見開きで終わる本誌版に比べると、JC版はかなり“いつも通り”の締め。
雑学風波峻有栖川京華と近年キャラの登場が続いた後、なんとホノルル市警のポール13-5以来37年ぶり(!)の出演。なぜか昔とは全く違う画風と乱暴な性格になっており、「当時の絵はもう描けない」と開き直る両さんに中川君が「別人ですよ」とツッコんでいます。
・中川&麗子に
115-5の漫才スタイルをさせたりメタ発言を連発したり、「今回は30周年の時と違い読者投票をしていません」と開き直ったり、前述の別バージョン発売を「両方買ってもらう いやらしい商法」と笑ったり…と、最終回でしんみりしそうな読者の心情を笑い飛ばすかのように暴走しまくる両さん(笑)。前々回部長暴走お約束オチ、前回のきれいな人情話…と来て、最後はあえてメチャクチャのお祭りで大騒ぎ!というのが、秋本先生流の粋であり両さんの美学なのかもと思います。その前提で最大級の賛辞として言わせていただきます…「なんて くだらない最終回だ!」(笑)。
・2016〜2017年開催のイベント「こち亀展」では、会場限定公開の特別描きおろしエピソード『「想い出」の巻』が原画のまま展示。こちらはまさに正統最終回と言える(長く読んできた人ほどぐっと来る)内容で、いつかは本の形でも公開してほしいなと思います。
《扉絵:両さん、「復活キャラ大発表会」スタートを宣言(見開き)
・本編終了後の巻末コメント執筆者は、秋本治先生ご自身。「最終巻のこのコーナーは作者が書こうと決めていました。」とのことです。
・巻末コメントの後には、3ページにわたる
191200巻のエピソードリスト(100巻150巻170巻180巻190巻の巻末と合わせて完全リストとなります)。さらにその後、レモン早矢ハル根画手部京華ジョニーといった中期〜後期キャラの初登場話や様々なエピソードを5ページにわたって紹介する特別コーナーも。
・最後のカバー折り返しにはメタリックを利用した著者近影風“鏡(つながり眉毛つき)”が付いており、「きみだよ」「200巻買ってくれたきみもコミックスに参加してます。」の一文が。これはファンにはぐっと来ますね…。
・かくして、40年に渡った「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の週刊少年ジャンプ連載は終了しました。
「機会があれば時々遊びにいくぐらいはいいかなと思っています」との秋本治先生の言葉もあり、また両さんに会える機会もきっと来そうではありますが…ひとまずはお別れです。
両さん、40年無欠勤お疲れ様でした。秋本先生、40年無休連載お疲れ様でした。そしてありがとうございました。また会う日まで!


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