エピソードガイド
【176〜178巻】


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176巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

176-1「疾走ミニ3駆の巻」
懐かしの“ミニ4駆”の話題で両さん本田が盛り上がっていると、残念(法条)は「ぼくは“ミニ3駆”で遊びました」と一言。残念の地元ではミニ3駆の方がメジャーだったとの話を確かめるべく、3人は残念の実家がある三重県へ向かう。
・三重県松阪にあると登場当初(40-6)から語られていた、凄苦残念こと法条正義さんの実家が初登場。お母さん飼い犬が顔を見せています。息子を「まさちゃん」と呼んでるお母さん、戸籍の名前が両さんに変えられてしまってることは知らないんでしょうね(^^;)。
《扉絵:両さん&こち亀キャラクターズ》

176-2「下町タワーの巻」
「東京見物に来る彦兵衛と一緒にスカイツリーを案内してほしい」と早矢から頼まれた両さんは、中川の巨大ヘリにごと彦兵衛を乗せてツリーの建設現場へ。地元に住む建設作業員の友人・松戸の家を訪ね、下町談義に花を咲かせる。
174-1に続くスカイツリー話。前の話でキーキャラクターだった松戸母子も再登場しています。
・京都の実家で早矢の執事を務める老人・彦兵衛さんが
154-7以来4年ぶりの登場。
・セリフ中に登場の「おばけ煙突」は、
59-8141-9で こち亀ファンにはお馴染み。
《扉絵:両さん・麗子残念(法条)、北十間川からスカイツリーを望んで》

176-3「知ったかぶり警官(ポリス)の巻」
派出所へ卒配された新人巡査・雑学(ざつ・まなぶ)は、クイズ番組でチャンピオンになったほどの雑学博士。自らのコンプレックスを本からの知識集めで克服した彼は、本物の知識人・中川や生粋の下町人・両さんの深い知識にアイデンティティを脅かされ…。
・40巻台頃の恵比須板池忘田らから最近の根画手部(167-5他)らへ連なる、個性派ゲスト警官シリーズ。
・ほんとにどうでもいい個人的な話ですが、私は子どもの頃から“小指だけ曲げられる”のが自慢です(笑)。
《扉絵:ダンシング両さん》

176-4「夏の子供林間学校の巻」
レモンが通う幼稚園の林間学校へ、早矢とともに手伝いとして同行した両さん。自然を知り尽くした野生児ならではの活躍で、子どもたちの楽しいひとときをサポートする。一行が夜に花火を楽しんでいると、木陰からそれを見つめる影が…。
・両さんが 子どもたちにとっての“頼れるおじさん”的な顔を見せる話は、個人的に好みです。
・これまで何度か登場していたレモンの幼稚園の先生が、早矢の大学の後輩だったことが判明。

《扉絵:ローカル電車(モハ3形)と田園風景
(本編に直結)
・今話が掲載された2010年36・37合併号には河下水希先生の描く「WJヒロイン百花繚乱ポスター」が巻頭カラーピンナップとして付いており こち亀からは秋本麗子さんが描かれていましたが、現在のところ残念ながらコミックスなどでの再録はありません。

176-5「勘違い警官(ポリス)の巻」
新葛飾署の新人巡査・雑学(ざつ・まなぶ)は、知識偏重でメンタルが弱いのが弱点。暴力団事務所への突入作戦に駆り出された雑は、現場への移動途中に他とはぐれ、一人で事務所内へ連れて行かれる羽目に…。銃をつきつけられ震え上がる雑だが、ふとある事に気づく。
前々回で初登場した雑学が2度目の出演。
《扉絵:西部劇風両さん中川麗子
・扉絵(本誌掲載時はカラー)は、そのままコミックス175巻Amazon)の表紙へ流用されました、

176-6「I♥HANABI(アイラブハナビ)
夏の風物詩・花火大会が仕事で見られなかった両さん&同僚警官たちは、署長に猛抗議。ゴリ押しと脅しで“署内で花火を打ち上げる”ことを無理やり承知させられてしまった署長は、豊富な予算と対両さんノウハウを持つ中川に相談を持ちかける。
《扉絵:麗子 サマースタイル》

176-7「恐怖の警察署の巻」
新葛飾署の建物が、害虫駆除のため一時閉鎖に。閉鎖中の業務を行う場所として選ばれたのは、元は巨大お化け屋敷だった建物。今も動き続ける恐怖ギミックの数々に、両さん署長らも翻弄される。
《扉絵:両さん&レモン、炎天下で一休み》

176-8「笑い薬飲みなさいの巻」
スーパー電子社長・電極スパークが開発した笑い薬は、表情の乏しい残念(法条)をも爆笑させるほどの効能。両さんはモニターで儲けるため、ボルボ左近寺とともに新葛飾署の警官たちを無理やり笑わせまくる。
・変化球的な導入から「何故こち亀はオーソドックスな演出が基本か」までメタ的に言及する冒頭シーン、はっきりしたオチをつけず狂気をはらんだまま終わってしまうラスト(^^;)と、かなり風変わりな印象のエピソード。…確かに、いつものオーソドックスの方がいいかもですね(苦笑)。
《扉絵:レモンと金魚すくい》

176-9「想い出の同窓会の巻」
同窓会の連絡や幹事を代行する業者があると知った両さんは、さっそく自分も同じ仕事に乗り出す。だが中川麗子の同級生は世界レベルの超セレブばかりで、結局集めるのに失敗。一方、どうにか開催にこぎつけた部長の同窓会は…。
・両さんの執念深さを語る中川君&麗子さんのセリフ中に、レンタルビデオの延滞(
92-10)や貸し傘(16-8)の取り立て話が登場。麗子さん、31年も前の話を良く憶えてましたね(笑)。
《扉絵:両さん&早矢、曳舟川親水公園にて》
・巻末には「
秋本治のこち亀176巻ウラ話」を6ページ掲載。さらに初版のみ、「35周年記念仕様」の特別付録として巻末に3Dカードが綴じ込まれています。

177巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

177-1「溶接隊長の巻」
資格と技術を活かして作業員への溶接指導を行いつつ、廃棄物の鉄を転売して儲ける両さん。そんな中、廃棄された巨大タンカーが海外で問題化しているとのニュースが。両さんはタンカーを日本まで運び、教え子たちに解体させようと考える。
秋本先生の巻末談話によると、溶接が題材になったのは174-7でのセリフのやりとりがきっかけだったようです。
《扉絵:両さん・溶接完全武装》

177-2「カメレオンボールの巻」
絵崎教授が、“透明人間になれる”アイテムを新たに開発。100個のカメラと有機ELディスプレイで作られた巨大ボールの中に入ると、周囲からは風景と見分けがつかなくなってしまうのだ。実験台となった両さんは、ボールに入ったままワクワクで街へと繰り出すが…。
《扉絵:亀有公園から出てくる両さん&麗子
・扉絵で遠くに小さく見えているのは本田君のようですね。このパターン、115-9でもありましたっけ(笑)。

177-3「亀有クリーン大作戦の巻」
署員業務として行われる亀有商店街の掃除に、中川の会社が輸入した清掃マシンを利用する両さん。凝り性の性格を発揮して小型掃除機や掃除ロボを併用し、街中をピカピカに磨き上げる。好評ぶりに気を良くした両さんは、やがてクリーニング業での独立を宣言。
《扉絵:Vサイン×5=☆》

177-4「ご金魚物語の巻」
レモンから「縁日ですくってきた金魚の元気がない」と相談された両さんは、鯉から得た知識で飼い方のアドバイスをし、金魚すくいの露店を出していたテキ屋には飼育設備を新調させる。その過程で“高値で取引される金魚がある”ことを知り…。
・両さんが商売っ気を発揮するおなじみの流れに、金魚の豆知識を豊富に盛り込んだ話。
・タイトルは、
矢沢あい先生の漫画「ご近所物語」の もじりですね。
《扉絵:両さん&金魚》

177-5「パワフル立石の巻」
負けた方が酒をおごる約束で、両さん中川がチェス勝負。連戦連敗で両さんに高級酒をおごらされ続ける中川だったが、苦心の末ついに1勝をゲット。負けた両さんに、立石の古い飲み屋街“呑んべ横丁”へと連れて行かれる。
《扉絵:両さん&中川、かつしかFM前にて》
・扉絵は、本誌掲載時は次の177-6と逆になっていました。

177-6「次世代車発表の巻」
両さんの新たな発明は、圧縮空気で走る燃料いらずのスクーター。公道テストでのスピード違反をきっかけに注目を集めた空気エンジンには、世界中から契約希望のオファーが殺到する。
・実際に研究が進んでいる圧縮空気自動車の解説がふんだんに盛り込まれています。
《扉絵:両さん・レモン蜜柑、祭りの合間に一息》
・本誌掲載時には扉絵(前話177-5に使用)がカラーでした。

177-7「蜜柑(ミカン)とメダカの巻」
擬宝珠家の末妹・蜜柑のため、不忍池からすくってきたメダカを飼うことになった両さん中川の一言から観賞用メダカのブームを知り、繁殖・品種改良に手をのばし始める。
3話前の金魚話と似たエピソード。から続く“魚育成シリーズ”?
《扉絵:なし》

177-8「わしらカセット世代の巻」
本田の実家からラジカセと大量のカセットテープが出てきたのをきっかけに、カセット談義で盛り上がる両さんたち。ラジカセマニアの新人警官がいると聞き、さっそく自宅を訪ねる。
・世代人
(私もです^^;)には懐かしい、ラジカセやカセットテープのウンチク話。こち亀に“ラテカセ”が登場するのは9-10以来32年ぶりですね(笑)。ラテカセ現役時代から無休で続いてることも凄いですが。
・本田君が劇中で取り出すステレオラジカセは、秋本先生こち亀第1作漫画賞初入選した際の賞金5万円で購入した物だそうです。
絵路井・フィギュア・ゲットシュタイン超電磁・スピン・ハゲスターらと同系列の新キャラクター(両さんの新扮装)、ラジカセ博士の“ラジハカ夫”が登場。
《扉絵:ミニ両さんたち&カセットテープ》
・扉に描かれている こち亀のロゴ&イラスト入りカセットプレイヤーは、1980年代にWJ誌上で読者プレゼントされた実在の品だそうです。
私は残念ながら(笑)持ってません。

177-9「両津LCCの巻」
LCC(格安航空会社)が話題になる中、両さんの祖父・勘兵衛の会社も格安チケットでPR。そこへ「さらに安くする方法がある」と両さんが出したアイデアは、中川の所有する会社の土地を勝手に使い飛行場の着陸料を節約する荒ワザだった。
《扉絵:両さん・中川・
麗子、亀有一番街にて》
・巻末には「
秋本治のこち亀177巻ウラ話」を2ページ掲載。さらに初版のみ、「35周年記念仕様」の特別付録としてプラ製のクリアしおりが巻頭に綴じこまれています。

178巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

178-1「DJ部長の巻」
勤務シフトが週休3日に変更され、仕事人間で休日にやることのない部長は すっかり無気力に。両さんの発案により地元FM局のラジオ番組でトークをすることになるが…。
《扉絵:両さん、顔・顔・顔》

178-2「ショート漫画大会の巻」
「うわの空相談の巻」「スーパーブックソムリエ美容師の巻」「ヒマな時、電子辞書を引くとおもしろいぞの巻」「レンタルサイクルの巻」「セレブタウンの巻」「冬の海の家の巻」「IC-CARNAVIの巻」「戦場カメラマンの巻」「大人の階段の巻」「秘密の花園の巻」の、ショートギャグ特集 全10本!
・1〜2ページの短編ネタが矢継ぎ早に繰り出される特別編。
139-2の4コマ特集同様、シンプルさとテンポでサクサク読めます。
・個人的には「1亀」「9亀」が気に入りました。「大局的視点で人生を悲観するぐらいなら目の前の楽しみのために生きろ」と示して自殺願望を否定する
両さん(=こち亀)の主義?は、98巻(P109〜110)でも語られていましたね。9亀が気に入ったのは、単に胸に響いたからです(苦笑)。「同じのいっぱい持ってるでしょ!」
《扉絵:両さん&こち亀キャラクターズ》
・2011年、こち亀35周年イヤー「亀年」のスタートを記念して本誌ではセンターカラー掲載された こち亀キャラ大集合の扉絵(
173巻Amazon)の表紙にも流用)。レギュラー&セミレギュラーキャラが中心ですが、174-34に登場したアニーや両さんの着ぐるみ(129-5のセアラ・135-6のピーボー君)、さらに秋本先生の自画像も加わっています。

178-3「省(エコ)スペースゴルフの巻」
土地の少ない東京都内でゴルフ大会を行うため幹事の両さんが考え出したアイデアは、団地の屋上をコースにした“団地ゴルフ”。「下に落ちるとバンカー」「移動は全て階段」の過酷な状況下で、大騒ぎのコンペがスタートする。
《扉絵:麗子、バンカーショット》

178-4「クリスマス機動捜査網の巻」
クリスマスの当直勤務を避けるため必死の若い署員たちだったが、新葛飾署管内で爆弾事件が発生し、全署員が駆り出されての厳戒態勢に。街全体が緊張する中、両さんは独自の推理で犯人像に迫ろうとしていた。
・「クリスマスはゲーム三昧だよな」と
左近寺に言われ「当然!!」と力強く言い切るボルボ。…いや、ジョディーは?(笑)
《扉絵:なし》
・今話初出のWJ2011年3・4合併号には新年号恒例の描きおろし4コマ企画が掲載されていましたが、残念ながらコミックスには未収録。

178-5「纏の巫女入門の巻(前編)」
が、神田明神の年始を巫女として手伝うことに。神社のしきたりや巫女の作法を全く知らない纏は早矢の教えを受けて説明会に臨むが、堅苦しい場の苦手な江戸っ子気質が災いして悪戦苦闘。
・纏を主人公(?)に据えた年越し前後編。ラストで新年が明け、
次話へと続きます。
《扉絵:両さん・纏・レモン蜜柑 in 亀神社》
・本誌掲載時は前後編の扉絵が逆になっていました。

178-6「纏の巫女入門の巻(後編)」
前話より続き)2011年が明け 参拝客でごった返す神田明神で、巫女の仕事の大変さに翻弄される。失敗続きの自分と助っ人・早矢との差も思い知らされ意気消沈するが、外国人を秋葉原まで案内することになり…。
前話に続く纏の活躍編。神社のあり方について両さんが解説する豆知識的なくだりも。
140-5で登場した早矢の霊的能力が再登場。纏が「勘吉にとりついている」と語る“やくびょう神”は152-3の話?
・…
秋本先生、“腐女子”のニュアンスを取り違えられてませんかね?(^^;)
・ITオンチの纏がやたらと「ツイッターに書かれる」ことを気にしてるのは、両さんから何か吹きこまれたんでしょうか(笑)。
《扉絵:纏&早矢・巫女装束》

178-7「フィルムカメラマンの巻」
カメラ専門誌とフィルムメーカーの主催する写真コンテストへ、新葛飾署員全員が参加することに。「使用はフィルムカメラのみ」のルールにデジカメしか知らない婦警たちは戸惑うが、カメラ知識豊富な両さんは ここぞとばかりに大はりきり。
・カメラ好きの
秋本先生らしく、フィルムカメラの知識なども ふんだんに盛り込まれた話。
マリアがカメラに詳しくなったのは、173-6での経験があったからですね。
《扉絵:戦場カメラマン麗子
・扉絵は本誌掲載時はカラーでした。

178-8「東京スキードームの巻」
中川の会社が東京駅前に作り上げた、本格スキーから温泉までが楽しめる巨大施設「東京スキードーム」。両さん本田とともに毎日 露天風呂で雪見酒を満喫していたが、「雪の量をもっとリアルにしよう」と思い立ち…。
《扉絵:マリア・スノボスタイル》

178-9「女子プラモ部の巻」
両さんが主将を務める新葛飾署プラモデル部へ、本庁の「女子プラモデル部」が見学に訪れることに。「女に戦車のディテールがわかるか」と鼻で笑っていた両さんだが、そのレベルは意外にも…。
《扉絵:両さん&中川、亀戸駅近くから建設中のスカイツリーを望んで》
・今話は本誌掲載・収録コミックス発売とも真冬でしたが、扉絵は なぜか夏。153-3で語られたような事情があるんでしょうね(苦笑)。
・巻末には「
秋本治のこち亀178巻ウラ話」を2ページ掲載。


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