エピソードガイド
【166〜170巻】


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166巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

166-1「誉(ほ)めて伸ばせの巻」
小さい頃から叱られ慣れている両さんは、部長に こっぴどく怒鳴られても どこ吹く風。だが、中川のアドバイスで方針転換した部長の“誉める”戦法を受けてモチベーションが急上昇する。“誉める”事の効果を実感した両さんは…。
《扉絵:両さん・早矢レモン蜜柑、京都 鴨川にて》

166-2「リトライ修学旅行の巻」
新葛飾署交通課の秋の旅行は、幹事・両さんのアイデアで「中学時代の修学旅行を再現」がコンセプトに。学生服を着て京都を訪れた署員たちは、猛スピードでの観光、教師役・剣之介の しごき…と、次々に理不尽な苦労を強いられる。
《扉絵:旅行バス、京都へ(本編に直結)

166-3「マイ・フェイバリット・カフェの巻」
本田が「メイドカフェより癒される」と両さんを連れて行ったのは、店内を高級種の猫たちが歩き回る“ねこカフェ”。動物カフェブームを理解できない両さんは眉をひそめるが、今度は新しく“戦車カフェ”ができたと聞き…。
《扉絵:両さん・中川麗子早矢マリア
・扉絵は、「ジャンプフェスタ2007」(2006年末開催)の特別ブース「JUMPBOX」で配布された「こち亀30周年記念・開運招福カード」(
※写真)からの流用。

166-4「いいわけ両さんの巻」
寝坊で遅刻した両さんは、「私は悪くありません!」「地球温暖化が原因です」などと、いつもの苦しい言い訳。部長の冷淡な追及に、次々と適当な事をまくしたてて必死に自己弁護を続けるが…。
・こち亀名物の一つ“両さんの苦しい言い訳”を、1話まるまる使って描いた(!)変化球話。ほぼ全ページを、同じ構成での会話描写に費やしています。
《扉絵:いいわけ両さん》

166-5「がんばれ麗子の巻」
35歳前後のジュニア社長たちに話題を合わせるため、人気ロボットアニメシリーズ「ガムダン」の勉強を始めた麗子両さんのレクチャーで必死に知識を詰めこむが、ディープすぎる未知の世界に悪戦苦闘する。
・ガムダンの元ネタは、言わずと知れた?ガンダムシリーズ。見開きで描かれた“ガムダンシリーズ歴代ロボット”も、ガンダムに詳しい人なら それぞれの元ネタがわかるかも?
147-5等では そのままネタになっていたガンダムですが、今回 名前を変えてあるのは、扱いが微妙なネタ(「本物は無いでしょ」とか)が多いせい?(笑)
・両さんが語るイメージの中に登場する会話「アオいいよね」「いい…」は、現実にネットスラング化し広まるという予想外の展開が。「アオいいよね」の元ネタは こち亀166巻5話です! ←ググった人用(笑)
《扉絵:中川のスポーツカー(本編に直結)

166-6「やってきた3人組の巻」
東京オリンピックを翌年に控えた昭和38年(1963年)、工事現場へ忍びこんで遊ぶ勘吉豚平珍吉の悪ガキトリオ。彼ら3人が巨大な土管を通り抜けて辿り着いた場所は…なんと、2008年の未来世界!?
・亀有商店街の「少年両さん像」建立(2008年11月8日(土))に合わせてトンチンカントリオをフィーチャーした記念エピソード。45年前からタイムスリップしてきた少年両さんがプラスと邂逅するという、これまで無かったシチュエーションです。
・扉絵(本誌では4色カラーでした)の次ページには、少年両さん像の写真が掲載されています。
・安易な昭和ブーム・レトロブームに釘を刺すようなセリフも。過剰に過去を美化して現在や未来を否定すべきでない、というのは私も同意です。
《扉絵:アロハ両さん、海岸にて》

166-7「ジャンプ40年史の旅(前編)の巻」
週刊少年ジャンプ(WJ)40周年記念パーティのため、絵崎教授の作ったタイムマシンで過去へ戻り、これまでに発売された2000冊近いジャンプを全て買いそろえる羽目になった両さん本田。1968年の創刊号(定価90円)から、時代を振り返りつつWJの歴史を追う旅がスタートする。
・WJ40周年記念号(2008年34号)で、次話次々話と共に掲載された特別編。「40周年のジャンプの案内人は連載32年のこの男しかいない!!」(扉絵より)というわけで、両さんがWJの歴史をひもとくスペシャル漫画(25ページ×前後編2話)です。
・ドタバタのノリは まるっきり いつもの こち亀ですが、わかりやすい時代描写や 下一段を使ったコラム欄のおかげで、楽しみながらもWJの歴史を知る事ができます。
・今までのWJを全部集めろと言われて「さっそく古書店で全部 買ってくるぜ」と笑いながら言う両さんですが…実際は 古書店でコンプリートするのも結構大変ですよ?(経験上^^;)
麗子さんのコスプレをしている“もう一人の両さん”と鉢合わせするシーンは、次話(166-8)とのザッピング。
《扉絵:両さん&WJ連載主人公たち》
・扉絵(本誌掲載時は4色カラー)は、
秋本先生の作画によるWJ連載漫画(2008年34号当時)の主人公たち。それぞれの絵柄を消化しきれてない感もありますが(^^;)、おもしろい試みですね。ララ(To LOVEる)とか、これはこれで可愛いと思います(笑)。

166-8「逆スピンオフの巻」
今週は なんと、両さん以外の全キャラが欠席宣言。派出所に独りきりの両さんは、「あいつらなどいなくても わしだけで充分」と、自ら中川麗子部長になりきって 漫画を(メチャクチャに)進行させていく。
・“両さん欠席”エピソード(164-6)の続編。
・WJ本誌では、特別編の
166-7166-9と同時掲載されました。突然“もう一人の両さん”が出て来るシーンは、そちらとのザッピングネタです。
《扉絵:両さん以外 欠席のお知らせ》

166-9「ジャンプ40年史の旅(後編)の巻」
前編より続き)中川麗子を無理やり引っぱりこみ、WJの歴史を追う旅を続ける両さん。70年代・80年代・90年代…と それぞれの時代の人気漫画を、当時のエピソードを交えながら紹介していく。
166-7から続く特別編の後編は、各時代の人気作品紹介が主。絵は(ほぼ)秋本先生作画スタッフさんによる物です。前編の扉絵では今風の絵柄に苦戦している感もあった(^^;)秋本先生ですが、元々 劇画畑出身という事もあり、太いペンタッチのケンシロウ(北斗の拳)や空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)は かなり良い雰囲気。
鳥山明ブームの頃や 600万部時代など、各時代の“送り手側しか知り得ないエピソード”も興味深いですね。それぞれを実体験している秋本先生ならではという感じです。
・冒頭で、
166-8のラストが“すかしオチ”になっていた原因が明らかに(笑)。このザッピング手法は 面白いですね。
大原部長の解説に「(こち亀)第1話から出ている」とあるのは誤りです。1話に登場の部長(大原部長とは別人)と勘違い?
・見開きのラストシーンでは、32年分の両さんが大挙して登場(!)。眉が細く目の小さい連載初期版両さんや超神田寿司制服姿の両さんから、モヒカン両さん(40-940-10)・剃りこみ両さん(37-2)・後ろハゲ両さん(61-6)・ニワトリ両さん(57-7)・“不合格”両さん(65-8)・三好清海入道両さん(38-6)・顔の固まった両さん(58-7)…などなど、無数の両さんが顔を見せています。
《扉絵:両さん、40年分のジャンプキャラに変身!》

167巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

167-1「どっきり旅行の巻」
動画サイト主催の「おもしろ動画大賞」へ応募する映像作品のアイデアを相談された両さん。署の旅行先に数々のトラップを仕掛け、翻弄される署員たちの姿を容赦なく映像におさめていく。
《扉絵:両さん・麗子中川部長

167-2「忍者になりたいの巻」
時代劇好きが高じ、忍者になる事を夢見る部長。最新の忍者ゲームにチャレンジするが、技術不足で両さんからはバカにされ通し…。なんとか上達したい部長は、大介の協力を得て猛特訓を始める。
・モチーフになっているのは、実在の人気ゲーム「天誅」シリーズ(※外部リンク)。
この間は幼稚園児だった桜ちゃん、また赤ちゃんに…?(^^;)
《扉絵:忍び、駆ける!(本編に直結)

167-3「監視カメラ時代の巻」
見ている映像を そのまま中継する「警察官用眼線(アイショット)カメラ」のモニターとなった両さん。カメラのある事を つい忘れて いつも通りに過ごしていたが、その様子を派出所の仲間から見られている事を 本田から電話で伝えられ…。
77-4の頃(1991年)に比べると、超小型カメラでのリアルタイム中継も現実味ある物になりましたね。
・カメラに翻弄される両さんの姿を笑うギャグエピソードではありますが、ラストの
部長のつぶやきが、話に少しの苦味も加えています。
《扉絵:両さん・中川麗子

167-4「次世代電気自動車の巻」
EV(電気自動車)パトカーが 全警察署に実験配備され、PRのパレードが行われる。その最中、詐欺団の逃走車に出くわしたパトカー軍団は追走を開始するが、やがてバッテリー切れで次々と脱落。そんな中、両さん達のパトカーだけは…。
・冒頭では、電気自動車や水素自動車など 実用化へ向けて開発が進んでいる次世代カーの解説が。“技術的には既に実用化可能だが コストと水素スタンドの普及がネック”など、現状が わかりやすく描かれています。
《扉絵:レモン・ファッション図解》
・扉絵はレモン(ストリートスタイル)のファッション図解。
124-4(2000年)と比べると、アイテムにも時代の変化が見てとれます。

167-5「悲観的巡査の巻」
文武両道・IQ180のスポーツマンとして鳴り物入りで新葛飾署へ やって来た新人警官・根画手部不吉(ねがてぶ・ふきち)。彼は、仕事では有能ながら、極度のネガティブ思考と心配性で周囲を振り回す変わり者だった。
・ゲスト警官の個性で話を作る手法は、恵比須板池忘田といった個性派警官が目白押しだった40巻台頃を彷佛とさせます。
・根画手部は数ヶ月後の
171-9で再登場し、その後も時々登場するセミレギュラーとなります。
《扉絵:電極+(プラス)・ファッション図解》
・扉絵は
前話レモンに続き、プラス(ストリートスタイル)のファッション図解。

167-6「フェルメール全点鑑賞道中記」
監視カメラの前で見栄を張ったせいで、「フェルメールのファン」という事にされてしまった両さん絵崎教授と一緒に7ヶ国を回るフェルメール鑑賞旅行に連れて行かれるが、美術嫌いの両さんには退屈なばかり…。
3話前の内容を受け継いだ話。フェルメール(※外部リンク)作品の所在地やウンチクが盛り込まれ、ちょっとした学習漫画のようになっています。
《扉絵:両さん・中川麗子本田菜々、隅田川のほとりにて》

167-7「天国からのスナイパーの巻」
天国警察の“下界課”に勤める男・素本(すっぽん)は、仕事の失敗で上司に怒られてばかり。不満のたまった素本は、「仕事が大変なのは下界の人間が几帳面すぎるせいだ」と、自ら開発した“人格を変える銃弾”を携えて下界へ向かう。
・「人生どん底弾」「人間失格弾」をものともせず、「どん底がなんだってんだよ」「とっくに人間なんて失格してるんだよ!!」と怒鳴る両さん。悲観・諦観の多い現代には、両さんのような理屈抜きの開き直った前向きさこそ必要かも知れませんね。…って、良く取りすぎ?(笑
《扉絵:両さん・ハルレイ中川、大阪なんば千日前にて》

167-8「要注意振込め詐欺の巻」
“振込め詐欺”防止のため 体制を強化する新葛飾署員一同の中、両さんは相変わらずマイペース。そんな両さんを叱り飛ばす大原部長だが、その部長の家へ 義息子の英男を名乗って かかってきた電話こそ…。
・振込め詐欺に騙される人は、“世間を騒がせている詐欺”のイメージと自分を結びつけられないパターンが多いとか。イメージの伝わりやすい漫画で詐欺の手口を見せるのは、良い啓蒙になるかも知れませんね。
桜ちゃん今回はまた赤ちゃんです(^^;)。
・コミックスでは おまけ(?)ページとして、詐欺に使われるニセ督促状のサンプル(劇中で
ハルに届いた物という設定)が紹介されています。
《扉絵:マリア・ファッション図解》
・扉絵は、
167-45に続くファッション図解シリーズ。

167-9「初夢の正月クルーズの巻」
正月休み。が旅行へ出かけて自活できない署長部長は、両さんに連れられて世界一周の超豪華巨大客船に(ショースタッフとして)乗船する。最下層の船底部屋で つつましい日々を送っていた3人だが、ゴージャスな上層階を目指す両さんは…。
・面白いショーを演ってウケても“毎回 同じ客が来てるから飽きられる”というのは、リアルに盲点でした(笑)。
《扉絵:超豪華客船、海を往く(見開き・本編に直結)
・今話が掲載されたWJ2009年6・7合併号の企画「4コマ祭り」では こち亀の描きおろし4コマも掲載されましたが、残念ながらコミックスには未収録。

168巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

168-1「演歌の逆襲の巻」
若者向けの曲ばかりで、部長世代が ないがしろの音楽業界。レコード会社の意向を受けて「演歌ブームを起こす」事を一念発起した両さんは、まず外国人演歌歌手の人気に目をつけ、ジョディーに白羽の矢を立てる。
・日本人のと日本通の上司を持ち 高校時代からバンドで歌っていたジョディーは、今回の両さんの作戦に うってつけですね。
・168巻のカバー絵(両津一族集合)は、「コミックカメダス・両津一族特集」(1998年発売)綴じ込みポスターや
152-5扉で使われたものの再使用。カバーを取った下には、各キャラクターの解説文が書かれています。勘兵衛さんの顔が花山理香になっているミスは放置のままですが…。
《扉絵:両さん、演歌 熱唱!》

168-2「最新鉄道模型の巻」
29万円の鉄道レイアウトを購入し、そのウンチクを麗子に熱く語る両さん。更に中川を巻き込み、小型カメラ搭載のミニRCカーを使ったレイアウト内でのオニごっこを開始する。
・「熱く語れば語るほど普通の人はどんどん引いて行きますよ マニアの悪い癖です」…はい、気をつけます(苦笑)。
《扉絵:ハルレイ・ファッション図解》

168-3「難攻不落城の巻」
城好きの仲間から、新設計の城「平成千葉城」の模型製作を依頼された大原部長。模型の達人・両さんに任せようとするものの、城のなんたるかを理解して一から作らねばならない千葉城は両さんにも手強く…。
・ラストは久々に、「こち亀といえばコレ」という人も多い あのオチ(笑)。
《扉絵:麗子・ファッション図解》

168-4「両さんの浅草ガイドの巻」
レモンに「ディープな浅草を見せてやる」と、老舗遊園地「花やしき」を訪れた両さん。“偶然”出会ったプラスを交え、4人で下町のアミューズメントを存分に体感する。
・こち亀では何度も登場している浅草 花やしき(※外部リンク)ですが、中で遊ぶところが ここまでじっくり描かれたのは初めて?
・「せんさくしすぎじゃ」と両さんを たしなめるレモン、プラスの心情は全てわかってるんですかね(笑)。
・浅草・大黒家(実在)の
主人が、25-4以来28年ぶり(!)の登場。メガネをかけなくなっているなど容姿は だいぶ違いますが、模型戦車好きは変わっていないようです。ひょっとして、実在の方だったりするんでしょうか?
・2009年2月22日放映のドキュメンタリー番組「情熱大陸」(
※外部リンク)では、今話の取材風景や秋本先生の執筆の様子などが紹介されました。
《扉絵:両さん&本田、浅草 花やしき前にて》

168-5「山手(やまのて)下町東京ガイドの巻」
外国人への観光PRのため、東京観光ツアーの案内をする事になった両さんたち。両さん&本田は下町、中川麗子は山手方面の担当となったが、お互いのバスへ間違って乗りこんでしまい…。
《扉絵:日光月光・ファッション図解》

168-6「就職サバイバルの巻」
中川の会社で開発された最新ゲームは、面接から社会人生活までを超リアルに体感できる「就職シミュレーション」。さっそく派出所メンバー4人でのプレイが始まるが、就職活動スキルの低い部長は、ひとり悪戦苦闘。
《扉絵:両さん&本田、神田神社にて》

168-7「対ロボット野球の巻」
両さん率いる荒くれ者揃いの野球チームに、中川の会社で開発された野球ロボットが試合を挑んで来た。序盤で大量リードした両さんチームだが、データを得て強化されたロボチームは いきなり反則級の強さを見せ始め…。
・冒頭では、日産自動車で開発・普及が進められているアラウンドビューモニター(※外部リンク)に関する解説が挿入され、ロボットの設定にリアリティを付加しています。
・“
マリアは車の運転が苦手”という話題が、久々に登場。
《扉絵:かつしかハープ橋近くにて草野球試合中(本編に直結)

168-8「過去への砂時計の巻」
空から突然 両さんの頭に落ちてきた砂時計は、天国の特殊な砂金を使った“時を1分間 戻せる”砂時計だった。早速 スピードくじを買ったりイタズラに使ったりと活用し始める両さんだが…。
167-7で初登場した発明家の天国公務員・素本(すっぽん)が再登場。
《扉絵:麗子?&マリア?、雪降る中 ほっと一息》
・扉絵は、近年たまにある“髪型 変わって誰だかわかりにくい”パターン(^^;)。当サイトでは、前髪の形やマフラーの文字等から麗子&マリアと判断しましたが…異論・ご意見がありましたら こちらからどうぞ(苦笑)。右側はマリアでなく「小栗愛美では?」というご意見も頂きました。

168-9「歌舞伎の花道の巻」
歌舞伎を観に行った大原部長から、教養の無さを さんざんバカにされた両さん。部長に一矢むくいるため、夏春都レモンの協力を得て観劇を重ね、歌舞伎のことを猛勉強する。
・連載1600回突破(※当サイトのカウントとは異なります)の記念エピソード。冒頭1ページ+見開き扉は、本誌では4色カラーで巻頭掲載されました。
・50回ごとに
少年時代話などが登場するのが恒例パターンの こち亀ですが、今回は(1550回の時に続き)比較的ライトな話。歌舞伎の観劇法などが わかりやすく解説されています。
《扉絵:両さん・部長・中川麗子、歌舞伎スタイル(見開き)

169巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

169-1「主役はワシだ!の巻」
こち亀のテレビドラマ化が決定し、両さんたちが自ら出演する事に。しかし そのままのキャスティングでは視聴率が取れないというプロデューサーの判断で、それぞれが別人を演じる事になる。“中川両さん”“麗子部長”は視聴者を惹きつけるが、その一方…。
・TVドラマ版こち亀(2009年8〜9月OA・※公式サイト)の放送決定を記念して、WJ本誌では巻頭カラー掲載されたエピソード。
・別メディア版の こち亀を両さんたち自身が演じるシチュエーションは、
117-9でもありましたね。
《扉絵:両さん・メキシカンスタイル(見開き)

169-2「カメラ イン ボールの巻」
小型カプセル型内視鏡(胃カメラ)の高性能を知った両さんは、その技術を転用し、周囲を360度撮影できる“カメラ内蔵ボール”を新開発。その迫力映像に、特許料での大もうけを確信するが…。
《扉絵:両さん・中川麗子、閘門橋にて(見開き・本編に直結)

169-3「下克上ずもうの巻」 ※「克」「剋」の表記違いあり。
「勝ち抜き下克上ずもう」は、社長から平社員までが総当たりで戦って賞金を競うバラエティ番組。だが、常に上下関係の遠慮で勝敗が決まってしまう事に業を煮やしたディレクターは、番組に活を入れるべく、何より金を重んじる男に白羽の矢を立てる。
・サブタイトル表記は目次ページでは「下克上」(WJ初出時もこちら)、扉ページでは「下剋上」。リミックス本や電子書籍への再収録時も、その都度ばらつきがあり統一されていないようです。
《扉絵:なし》

169-4「日本全国花見休日の巻」
不景気のため今年の花見は中止!と聞かされた両さん。「経費節減が優先」と にべも無い署長に、アジ演説や署名活動など あの手この手で猛抗議を行い、中止を撤回させてしまう。その行動力・求心力は労働者団体の目にとまり…。
・21世紀版「ええじゃないか(※外部リンク)」を実行してしまう両さん。閉塞感の強い現代、意外と実現し得る事態かも…?
《扉絵:両さん・レモン、男坂にて》

169-5「2009年宇宙の旅」
祖父・勘兵衛(かんべえ)から両さんが紹介された時給2万円のバイトは、“宇宙ゴミ”の回収作業だった。宇宙開発黎明期から半世紀分の廃棄物や残骸を、両さんは次々と回収・処分していく。
《扉絵:両さん・ハルレイ、大阪 新世界・稲荷神社前にて》

169-6「石(ロック)!採掘王の巻」
部長が20万円で購入した高級鑑賞石「菊花石」を、誤って砕いてしまった両さん。自ら代わりの菊花石を採掘しようと、インチョキ堂主人の協力を得て、菊花石のメッカ・岐阜県の根尾谷へと向かう。
《扉絵:両さん・レモン早矢蜜柑、京都 鴨川(加茂川)にて》

169-7「大江戸三社祭の巻」
浅草名物の三社祭が今年もスタート。宮神輿の上に乗ろうとする人間が出ないよう目を光らせる(と両さん)だが、その常習犯・御輿乗男(みこし・のるお)は、自分の名にかけても神輿に乗って注目を集める!と息巻いていた。
65-5131-8等でもモチーフになった、浅草名物・三社祭。今回は、神輿に乗ろうとしてトラブルを起こす男達を描いています。劇中ではギャグ展開で あっさり問題解決していますが、両さんが「乗ったおかげで去年(2008年)は宮神輿が出場中止になったしな!」と語っているのが実話だったりと、実際には なかなか根深い問題のようですね。
・「“今日は”注意しに来たんだよ」「“今日は”やめろ!」と、纏に比べて弱腰な両さん。自分は かつて、
盗んだり 壊したりと 上に乗る以上の とんでもない事をしてましたしね(笑)。
《扉絵:宮神輿(本編に直結)

169-8「オーラ測定機の巻」
各個人の資質を“オーラ”として測れる「オーラ測定機」で、派出所メンバーをチェック。“芸能人オーラ”“フェロモンオーラ”値の高い中川麗子や“偉人オーラ”値の高い部長に比して、両さんは…。
・良識派で
婦警陣から人気があるはずの法条さんが「友人0% 品位0% 偉人0%」とは意外。“見た目で誤解されやすい”のは、機械に対してもなんでしょうか(^^;)。「芸能人オーラがマイナス」は納得ですけど(失礼)。
《扉絵:両さん&中川、堀切駅前にて(実写背景)

169-9「ネオポリスロボの巻」
「警視庁近未来機動隊」の実地テストとして、巨大ロボットに乗って仕事をする事になった派出所員一同。両さんは、自転車通勤・お茶・プラモ作り…と いつも通りの行動を、巨大なまま こなしていく。
《扉絵:ネオポリスロボ&5人の戦士(?)(見開き)

170巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

170-1「部長の家に泊まろうの巻」
テレビ番組のロケで「泊めて下さい」と自宅を訪ねてきたアイドルタレントを、怒鳴って追い返してしまった部長。その放送が猛烈な批判を受け、すっかり落ちこんでしまう。
・「ネット上で警察官だとバレてる」「部長がブログ持ってたら炎上してる」などのくだりは、いかにも現代風ですね。
・同じ過ちを繰り返すまいと、アイドルを勉強する部長。その集中力を話す際
両さんが引き合いに出しているポケモンの話は、107-9のエピソードです。
・部長の親切(下心アリですが)を仇で返す男は ちょっとひどいですね(苦笑)。個人的には、
47-1のような改心オチが見たかったです(^^;)。
《扉絵:部長の家(本編に直結)
・170巻には、カバーを取ると30年以上前の最初期こち亀を再現した表紙になる(
※画像)という特別企画が。カバー下がカラーなのは、JCこち亀初。古本の汚れや折れ・テープ補修などが印刷で再現されていたり(※画像)、著者近影が1巻(初期版)で使われていたのと同時期に撮影されたらしき写真になっていたり(※画像)と、オールドファンには楽しい趣向です。

170-2「「改名くん」の巻」
不運続きで悩む法条に、両さんは“改名”を勧める。特売オモチャ「改名くん」で(巻き込まれた寺井と共に)メチャクチャな名前をつけられてしまう法条だったが、その効果は意外にも…?
本田君が幼少の頃 改名を繰り返していた、という新設定が登場。署長が姓名判断で「亀森鶴吉」から「屯田五目須」に改名した設定(「こち亀大全集 カメダス」(1993年)初出)も、セリフ中で語られたのは初めてですね。
・法条さんは“凄苦残念
(すごく・ざんねん)”、寺井さんは“丸井ヤング館”というメチャクチャな名前に改名。今話限りのネタかと思いきや、次話以降もそのままです(^^;)。個人的には、連載当初からのメインキャラが こんな形で改名というのは歓迎しづらいです…。できれば元に戻してほしいところ(苦笑)。
《扉絵:両さん》

170-3「マイホーム菜園の巻」
麗子マリアのハーブ栽培を見て家庭菜園に興味を持った両さんは、残念(法条)が寮の屋上に作っていた菜園を乗っ取って(売るための)野菜作りを始める。両さんの生命力が乗り移ったかのような野菜は、予想外の育ちぶりを見せ…。
《扉絵:下町の緑(本編に直結)

170-4「空飛ぶ自動車の巻」
中川の会社で開発された“空飛ぶジェットエンジン自動車”を気に入った両さんは、さっそく商売へ転用し「タクシー特急便」を開業。さらに“空飛ぶ観光バス”をも開発し、実験のため署の旅行を利用する。
・冒頭では、2009年当時に話題となった実在の空飛ぶ自動車「Transition」(※外部リンク)を紹介。
《扉絵:両さん&ミニRCヘリ》

170-5「アキバ新商売の巻」
本田の紹介で漫画家のアシスタントをする事になった両さん。その執筆場所は、秋葉原のレンタルルーム。アキバらしく漫画に特化した環境の充実ぶりは、両さんの想像を超えるものだった。
両さん94-5から116-6までの間 連載していた漫画「ロボ刑事番長」のタイトルが久々に登場。
・オタク婦警・
雛野姫果も しばらくぶりに姿を見せています。
《扉絵:勘兵衛(かんべえ)・アイテム図解》

170-6「バラプリンスの巻」
バラ専門家が栽培の腕を競う「世界ローザリアン選手権」が開催。その賞金と利権を狙う両さんは、部長を煽って出場させる。高い技術に両さんの発想力が加わった大原ブランドのバラは快進撃を続け…。
165-3でバラのオーソリティーになった部長が、再び そのスキルを発揮。
《扉絵:凄苦残念(法条正義)&丸井ヤング館(寺井洋一)》

170-7「モバイルゲーム王の巻」
ケータイ用ゲームソフトの制作で一儲けを目論んだ両さんだが、割の合わなさに嫌気が差し、コンテンツの運営側へと転向。優秀な制作者を囲いこんでのゲーム配信ビジネスは、両さんの想像以上の利益を生む。
・冒頭シーンでは、両さんと
本田君が 実在のゲーム「メイドイン俺」(※外部リンク)などについて語っています。初出当時 個人的にハマっていたので、共感しやすい会話でした(笑)。
・本誌では、ドラマ版こち亀(※外部リンク)の「放送開始直前」を記念してセンターカラー掲載されました。
《扉絵:両さん・中川麗子

170-8「立体テレビ登場の巻」
新発売の立体写真デジカメを買ってご機嫌の“立体マニア”両さん。これからの時代は立体だ!と宣言し、中川の会社を乗っ取って3Dテレビの大量生産や立体テレビ局の開局など、立体映像文化の拡充を進めていく。
・2009年当時、対応映画館の増加などで注目度が上がりつつあった3D(立体)映像の話。
・「立体テレビの現実化はもう目の前だ!!」と語る両さんと、「すべての人が立体を要求してるとは思えません!!」「先輩の様な『初物好き』だけですよ 買うのは!」と反論する中川君。この後の一時期、対応テレビやゲーム機・映画など3D文化は急速に進行していきました。3Dは約1年後の
175-6でも再度テーマになっています。
・両さんが買った立体写真デジカメは、富士フイルムが2009年8月に発売した「FinePix REAL 3D W1」。
《扉絵:麗子 裸眼3D(たぶん)カット》
・扉絵は、平行法で裸眼立体視できるようになっている麗子さんの絵。小サイズでは 立体視がしにくいため、本編終了後のページ(P166)に WJ本誌掲載時のサイズで再録されています。

170-9「楽園のバカンスの巻」
猛暑と喧騒に包まれた東京を離れ、南国モルディブへやって来た両さんたち。中川のコテージで優雅なリゾートを楽しんでいたが、そこへハル通天閣署員たちの飛行機が飛来する。経済特別区を悪事に利用する輩を追って、日本から飛んで来たのだ。
《扉絵:楽園 モルディブ(俯瞰)
・巻末には「
151170巻 サブタイトル完全リスト」を掲載。100巻150巻180巻190巻200巻の巻末にも それぞれサブタイトルリストが収録されています。


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