エピソードガイド
【161〜165巻】


←156〜160巻   こち亀データベースTOPへ   166〜170巻→


161巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

161-1「この字 何の字 気になる字の巻」
「紫雲英」「万年青」「蝋燭」…難しい漢字が読めず部長に笑われた両さんは、寿司職人生活で得た「魚へん漢字」の知識で逆襲。言い合いでヒートアップした二人は、中川作成の問題で漢字テスト勝負をする事に。
・1ページを丸々使った漢字テスト問題があり、実際に挑戦できるようになっています。ラストにも(
夏春都出題の)難読漢字クイズがあり、ともに解答は本編終了後のインターミッションページで。
《扉絵:「紫雲英」(本編に直結)

161-2「エコをエコひいきの巻」
電力消費や環境破壊への批判に反発(逆ギレ)した電極スパークは、工場を電力消費ゼロにし、社員全員がパンツ一丁で働くなど極端な“エコロジー”化を進める。その あまりのズレっぷりを見かねた両さんは…。
《扉絵:派出所前(俯瞰・本編に直結)

161-3「お掃除ロボ出動!の巻」
中川グループ製の最新型掃除ロボットが、モニタリングとして婦警たちの住む女子寮へ貸し出される事に。両さんは完全自律式のロボにカメラを仕込み、婦警たちのプライベートを盗撮しようと企む。
《扉絵:新葛飾署女子寮(本編に直結)

161-4「ピアノレストアの巻」
ボロボロになった30年前のピアノを復活させられないかと相談された両さん。知識に長けた麗子と職人の器用さを持つ本田父の二人に協力させ、とてつもない手間のかかる本格レストアに着手する。
本田君の父親・改造さんの他、弟の門樹君も(1コマながら)久々の登場。門樹君は116-3以来8年ぶりの出演です。
《扉絵:麗子 with アートピアノ》

161-5「檸檬(レモン)と部長の巻」
檸檬(レモン)の時代劇通ぶりを知った部長は、嬉々として時代劇・歴史小説の話題に花を咲かせる。さらに美食界の重鎮でもあるレモンに、外国からの来賓を接待するため高級料亭の予約を頼むが…。
・(意外にも)これまで ほとんど接点の無かった部長とレモンですが、嗜好からして気が合うのは納得ですね。早矢の時みたいな問題も起こらないでしょうし(苦笑)、この二人での新しい展開も期待したいところです。
《扉絵:・レモン・蜜柑両さん
・扉絵は本誌掲載時はカラーでした。

161-6「大阪決戦の巻」
ハル率いる通天閣署チームとサバイバルゲームで対戦するため、両さんは一路 大阪へ。ハイテク知識・判断力・行動力と 両さんに一歩もひけをとらないハルを相手に、戦いはヒートアップしていく。
《扉絵:大阪方面案内板》

161-7「ボトルカスタムの巻」
酒屋から空ビンを大量に集める両さん。その目的は“ボトルシップ”の製作だった。応用で“ボトルガンダム”“ボトルどきメモ”まで作る両さんの能力に、ついに芸術大学から講師の依頼が。
・「プラモデル科」の講師として、戦車のマニアック知識を存分に語る両さん。アニメや漫画・ゲームの学科を新設する大学は実際に増えていますし、こういう講義も そのうち実現するかも知れませんね。
・両さんの空ビン集めを「密造酒作り?」と疑う
中川君たち。「以前そういう過去があったから」のセリフは、94-1のエピソードを指しています。
《扉絵:麗子
・本誌掲載時の扉絵には麗子さんのプロフィール(「カメダス2」準拠)が書かれていましたが、コミックスではカット。

161-8「アップフライトクイズの巻」
中川麗子部長とチームを組んでクイズ番組へ参加する事になった両さん。「低視聴率の番組だからライバルのレベルも低い」とタカをくくっていたが、番組の演出には視聴率を挽回すべく 恐ろしい“テコ入れ”が行われていた…。
・モチーフは、1960〜80年代に放送された実在の人気番組「アップダウンクイズ」。…って、今の読者の何%が理解できるんでしょうか(苦笑)。
《扉絵:派出所の日常・その1》
・扉絵は、派出所内の“いつものやりとり”を2コマで描く新シリーズ(?)。
とは言うものの、現在のところ「その2」は発表されていません(^^;)。

161-9「美食の都市 東京の巻」
ミシュランと並ぶ権威を持つレストランガイドブック「ボンマルシェ」の日本版発売が話題に。「自分には関係ない」と笑っていた両さんだが、寿司店も対象となる事や 日本通の外国人が数多くいる事を聞いて驚く。やがて超神田寿司が三つ星店に選ばれ…。
・権威あるレストランガイドブックとして世界的に有名な「ミシュラン」の東京版が発売された(2007年11月22日)のを受けた話。
《扉絵:なし》

162巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

162-1「ポイント人生の巻」
意外と軽視・無視されている量販店のポイントカードに目をつけた両さんは、他人の代理購入でポイントを集めて自分のものに。さらに、自ら企画したビンゴ大会の賞品購入でポイント大量ゲットを目論む。
《扉絵:両さん&ポイントカード》

162-2「部長さん町へ行くの巻」
小さなネズミの冒険を描いて大人気の絵本『ねずみのトッポくん 町へ行く』を、「くだらん」と一蹴する部長。夢のない部長に反発した両さんは、絵本の内容と同じ事を部長に体験させようと画策する。
・ラスト近くで、魔法使いの花山理香が久々の登場。両さんが小さくされても全くめげないのは、48-8の経験があったからでしょうか(笑)。
・「トッポくん」の元ネタは、実在のアメリカ製アニメ「
バッタ君 町へ行く(Hoppity Goes to Town)」(1941年)。
《扉絵:ねずみのトッポくん 町へ行く》

162-3「両さん浅草に帰るの巻」
夏春都に後押しされ、久々に浅草の実家を(嫌々ながら)訪れた両さん。そこに待っていたのは、悪徳商法や詐欺に騙されまくる母・よねと、相変わらずギャンブル狂いの父・銀次が二人で積み上げた借金の山!…よろず屋 存亡の危機に、さすがの両さんも一念発起する。
159-1の家出でニコニコ寮に転がり込んで以降(ファンの間だけで^^;)取り沙汰されていた両さんの住居問題(?)ですが、今話では両さんが超神田寿司を“実家”と呼ぶシーンが。やはり現在は、基本的に寮からの通い勤務状態のようです。
《扉絵:両さんアップ》

162-4「初めての仲人の巻」
2008年 正月。浅草の実家でと過ごす両さんを晴着で訪ねただが、それを見た近所の人たちは「両さんが結婚した」と勘違い。「ぜひ(夫婦で)結婚式の仲人を」と頼まれ、良くわからないまま引き受ける両さんだが…。
インチキ不動産屋・羽生が、84-10(1993年初出)以来15年ぶりの登場。違法建築や偽装がシャレにならなくなった時勢を反映してか、今回はトンデモハウスネタは無し(笑)。
《扉絵:両さん・纏・レモン蜜柑、浅草神社 こち亀石碑前にて》

162-5「リアルゴルフの巻」
両さんが買って来た最新ゲームソフトは、行動が点数に加算される“接待ゴルフ”。言葉の裏を読んだり 不正を手助けしたり…と 一筋縄ではいかないゲーム内容に、中川麗子は大苦戦するが…。
《扉絵:両さん、仕事疲れで一首》

162-6「ありえない!? うらないの巻」
NNN(ナカガワニュースネットワーク)の占い番組が大当たりを続け、社長である中川までもが 占いに振り回されるようになる。社運が一人の占い師にかけられている事を知った両さんは…。
《扉絵:麗子、ガッツポーズ》

162-7「両津式英会話の巻」
署員向け英会話教室の講師役を(報酬目当てで)中川麗子から無理やり奪い取った両さん。しかし英語力皆無の両さんは、内容も教え方もメチャクチャな授業で署員たちをさんざんな目にあわせる。
・両さんが「私は署の研修で3か月間アメリカに住んだんですよ」と豪語しているのは、26-927-5の時の話?(実際は1か月でしたが、両さんのことなのでオーバーに言ってるんでしょう・笑)
《扉絵:両さん、競馬の悲哀で一首》

162-8「スイフトハンターの巻」
高級食材“ツバメの巣”を初めて食べた両さんは、中川麗子から その価値を聞かされ、一儲けをたくらんでアナツバメの本場・タイへと向かう。そこには、既にツバメビジネスに着手していた祖父・勘兵衛(かんべえ)が。
・高級食材として有名なものの、どのようにして取られているかは意外と知られていない“ツバメの巣”の豆知識的な話。ラスト近くには、ちょっと批判めいたくだりも。
・両さんの祖父・勘兵衛さんが、
R・G・C(リョーツ・ゲーム・カンパニー)の経営権を売却して新事業に着手していることが判明。
《扉絵:麗子?・ウィンタースタイル》
・髪に若干ウェーブがかかり、いつもの麗子とは違う雰囲気の扉絵。本サイトでは(前髪の形などから)ヘアスタイルを変えた麗子と判断していますが、「
ジョディーでは?」というご意見も頂いております(^^;)。秋本先生にとって“こち亀ヒロインの基本型”という扱いのせいか、近年の扉絵では実験的な絵柄やファッションバリエーションの試金石として麗子が使われるパターンが多いようです。以前も同様の混乱がありましたね(苦笑)。

162-9「プレッシャークイズの巻」
難読漢字問題をクリアすれば賞金1億円、失敗すれば自宅を潰されてしまうテレビ番組「漢字プレッシャークイズ」に、(両さんにけしかけられた)寺井が出場。続いてのテーマが“魚へん漢字”と聞き、両さんも挑戦する。
127-9161-1を合わせたような話。ちなみに127-9で寺井さんが獲得した豪邸は、違法建築&欠陥が発覚してパアになったそうです(笑)。
《扉絵:オープニング10コマ漫画》

163巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

163-1「私の誕プレは何!?の巻」
両さんの机に大学受験の参考書があるのを見た部長たちは、両さんが受験に挑戦するものと早合点。署をあげての盛り上げムードが加速するが、当の両さんはそれを“誕生日祝い”と思いこみ…。
・2001年以降は毎年恒例となっている、両さんの誕生日話。WJの今話掲載号は、ちょうど(2008年)3月3日発売でした。
・両さん(と
本田君)が「どーせおれたちゃ大学出てねーしな!」とスネる回想シーンは、158-9から。
《扉絵:なし》

163-2「次世代開発戦争の巻」
派出所内で、ブルーレイディスク(BD)とHD DVDの次世代ディスク戦争が話題に。ユーザー泣かせの規格争い続きに、ベテランAVマニア・両さんは、歯に衣着せず苦言を呈する。
・果てない技術進化に異義を唱え、アナログの温かみも描くエピソード。デジタルの長所や利点も多く描いて来ている こち亀だけに、浅薄なデジタル否定ではなく、あくまで“送り手側にユーザー視点が欠けている事への批判”となっているのは良いですね。
・アナログテレビ放送停波(2011年7月24日実施)など、無闇な新規格移行に怒る両さん。「消費者の為」と言う
中川君に「フォーマットを変えないのが正しい消費者の為だぞ!」と怒鳴る姿には、私も共感しました(笑)。
・冒頭欄外に「※この作品は2008年2月に描きました。情報も、その時点で描いています。」の注釈が入り、同年3月にHD DVD陣営が撤退した事などの解説も附記されています。
亀ファンとしては今後、この流れを受けた無加月巡査の登場を期待したいところ(笑)。
絵路井・フィギュア・ゲットシュタイン超電磁・スピン・ハゲスターらと同系列の新キャラクター(新扮装?)“メモリー戸留像”氏が登場。
・公園前派出所を「有名な交番」として訪ね、記念写真を撮る女子学生が登場。実際の亀有(駅北口交番(
※画像)等)の観光地化が、本編イメージにも影響しているのでしょうか。
《扉絵:派出所前電柱・俯瞰(本編に直結)

163-3「エコエコダンボールの巻」
レモンの幼稚園で、両さんの作った段ボール製のイスや机が人気に。家具の次は車だ!と思い立った両さんは、中川モータースの開発陣を巻きこみ、段ボールカーの本格開発に乗り出す。
・両さんが「エコ(エコロジー)」を毛嫌いしている事が判明。“粋”を重んじる江戸っ子としては、あからさまな善行のお題目に反発を感じるのでしょうか?(^^;)
《扉絵:両さん・ハルレイ、通天閣下にて》

163-4「自己分析の巻」
中川の会社が新たに提唱する「セルフアレンジメント」は、頭にある物を図に描いて整理する自己分析思考術。両さん達と共に さっそく実践した部長は、自分の人間的幅広さを視認して ほくそ笑んでいたが…。
《扉絵:両さん&マリア、街角にて》

163-5「書道の花道の巻」
レモンと共に京都の書道展会場を訪れた両さん部長は、写経教室の講師をしていた早矢と出会う。「初心者には手を添えて教えます」と言われた部長は 金に物を言わせて教室へ入門するが、それを気に入らない両さんは…。
・連載1550回突破※当サイトのカウントとは異なります)として、WJ本誌では巻頭カラーで掲載されたエピソード。かつては50回ごとに少年時代話などのスペシャル編が登場するのが恒例でしたが、今回は いつものこち亀と変わらない ライトなドタバタ話です。
・本誌では、本編の内容に合わせた記念企画として、こち亀キャラをイメージした漢字一文字を書いて送る「“このキャラといえばこの一文字”大募集」が行われました。
結果は、164-8の漫画本編にて発表。
秋本先生コメントによると、1ページ目と見開き扉の筆文字は 先生の奥様が書かれたものだそうです。163巻の表紙カバー下に書かれた書(レモンが書いた設定)も同じ?
《扉絵:派出所員一同、雅やかに》

163-6「中将棋の巻」
将棋のライバル・ハルが 現在の本将棋より盤が大きくコマ数も多い「中将棋」で腕前を鍛えたと知った両さんは、さっそく中将棋をマスター。その新鮮な面白さにハマり、更にアレンジを加えたオリジナル将棋の開発を始める。
・「中将棋」の上には、更に「大将棋」「大々将棋」「摩訶大々将棋」「天竺将棋」「無上泰将棋」があり、無上泰将棋の盤は25×25マス。過剰さとネーミングが すごく“こち亀っぽい”ですが(笑)、全て実在する物です。無上泰将棋を更に超える「大局将棋」(盤は36×36マス)も存在。本編後のインターミッションページで紹介されています。
・WJ編集部の皆さんを そのまま駒にした「名前将棋」は、中川君のセリフを借りるまでもなく“ものすごい楽屋受け”(苦笑)。「『茨木駒』の暴走を止められるのは『鳥嶋駒』だけ」なんてネタが描けるのは、秋本先生だけかも知れませんね…(^^;)。6-10(今話の31年前)で編集部ネタがあった時に鳥嶋さんが若手扱いだったのを、感慨深く思い出します。
《扉絵:両さん&中川、夕焼けの千住曙町にて》

163-7「将棋革命の巻」
前話より続き)本田から「中将棋はコマの動きを覚えるのが大変」と言われた両さんは、通常の本将棋板とコマを使った“オリジナル版”の大将棋・大々将棋を発案。両さん得意の乱戦で、本田・部長らを次々と負かしていく。
《扉絵:なし》

163-8「ロボット剣士の巻」
玩具ロボットから自動車まで、最先端のコンピュータ技術が生活に入り込んだ現代。新葛飾署にも、中川の会社が開発した剣道ロボットが導入された。大原部長のデータを組み込まれたロボットは、試合相手の両さんを圧倒するが…。
・冒頭で両さんが遊んでいるのは、当時タカラトミーから発売されていたロボット玩具「i-SOBOT(※外部リンク)」。
《扉絵:両さん&マリア、街角にて》

163-9「弁当コンテストの巻」
食の安全への不安・原油高による物価高騰を受け、昼食に弁当の持参を推奨する事となった新葛飾署。自作弁当を月1回の「弁当コンテスト」でチェックされると聞き、署員たちは それぞれに悪戦苦闘を始める。
《扉絵:新葛飾署長・屯田五目須、どアップ》

164巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

164-1「分冊本大ブームの巻」
「創刊号は特別価格」を打ち出す、豪華付録つきの“分冊本”がブームに。中川から 分冊本の採算システムを聞いた両さんは、海外ドラマから寿司・戦車…と、あらゆるテーマの分冊本を次々 創刊・発売する。
・デアゴスティーニ社(※外部リンク)の物などで知られる「分冊本」をテーマにした話。
《扉絵:麗子?》
・扉絵の解説は、
162-8の時と同文で(苦笑)。

164-2「変顔大将の巻」
日常に変化をつけようという両さんの提案から、言葉や表情を いつもと変えて遊ぶ派出所メンバー。ヒートアップした“変顔”は婦警たちの間でも流行し始め、やがて両さんの変顔画像が携帯メールで出回り出す。
《扉絵:ワインのうんちくを語る中川&ツッコむ両さん》

164-3「飛行艇時代の巻」
東京湾でクルーザーに乗る両さん中川の上へ突然 飛んで来た巨大飛行艇は、両さんの祖父・勘兵衛(かんべえ)のものだった。水さえあれば どこでも発着できる飛行艇のメリットに目をつけた勘兵衛は、飛行艇専門の航空会社を設立していたのだ。
《扉絵:巨大飛行艇G-ALUN(見開き・本編に直結)

164-4「両津の決断の巻」
テレビ番組で、両さんの前に金を落として反応を見る企画が放送される事に。両さんが着服して不祥事になる事を恐れた新葛飾署上層部は麻酔銃まで用意して万全の対策をとるが、大原部長は…。
・両さんを信じたい部長の、揺れる心情と表情が良いですね。ラストでは あっさり裏切られてますが(笑)。
《扉絵:なし》

164-5「スクーターボスの巻」
元整備士の腕を活かし、大型スクーターの暴走族「デビルライダー」を率いる男・須田カツオ(27才・無職)。ワルになりきれないまま 不器用にツッパリ続けようとするカツオだが、暴走中 誘拐現場に遭遇し…。
・冒頭では、両さんによる大型スクーターの解説が。
《扉絵:なし》

164-6「スピンオフの巻」
今週は なんと、作者急病ならぬ“主人公急病”で両さんがお休み。残された中川たちは、脇役陣を主人公にしたり「ギャグ」「お色気」「マニアック」と 様々な路線を試したりで奮闘するが、なかなか読者の支持を得られず悪戦苦闘。
155-1でも触れられていた、両さんの“皆勤賞”を逆手にとったネタ。メタ的な視点が面白いです。一時期 増加して賛否両論だった お色気描写も、こうしてネタ(入浴シーンの湯気には「(C)To LOVEる」のコピーライト表示・笑)として使われる分にはアリ? 「親父エロ路線ならば ぜひ部長がプロデュースを」「よし、早矢くんを呼びなさい」あたりは、描いてる秋本先生もノリノリな感じです(笑)。
・ちなみに こち亀の(本当の)スピンオフ作品としては、本田君を主役にした番外編「こちら交機の本田 赤のZ追跡中! よろしく!」(JC「こちら人情民生課」(Amazon)・文庫「秋本治 傑作集(中)」(Amazon)に収録)が存在しています。
《扉絵:両さん急病のお知らせ》

164-7「東京新都市構想の巻」
中川不動産の開発した「Shine City六本木」は、数十階までの地下に あらゆる生活環境を組み込んだ 未来型の居住スペース。その充実ぶりを見て 地下の利用価値に気付いた両さんは、新葛飾署の地下を利用して…。
・一見 破天荒な地下都市構想ですが、図解入りの細かい解説で、なかなかのリアリティ。いつかは 本当に実現してほしいですね。
《扉絵:高層ビル群(本編に直結)

164-8「キャラに一文字(ひともじ)の巻」
連載1550回突破記念企画として募集された「このキャラといえば この一文字」の投票結果を劇中で発表。進行役・両さんの解説を交えながら、予想通りのものから 意外なものまで、様々な“一文字”が登場する。
WJ2008年18号で募集された企画を受けたメタ話。各キャラへの投票数・順位は、本編前のページで紹介されています。投票総数は2732票。意外と少ない?
・「キャラが多すぎてわからない人のために」と、一文字発表の前には各キャラのデータを1コマで紹介。
今回も(154-6WJ昨年50号(161-7)扉絵同様)「カメダス2」準拠で、133-8増刊での改訂宣言は無視されているようです。
前々号の内容を受けた 冒頭での本田君の扱いは、69-9を彷佛とさせます(笑)。
・今話が掲載されたWJ2008年31号では、ギャグ作品陣の番外短編が掲載された綴じこみ付録「ジャンプinジャンプ 笑う門には夏来たる!! ウルトラスペシャルGAG祭!!」が付録に。こち亀も新作4コマ2本が掲載されていましたが、残念ながらコミックスには未収録です。
《扉絵:麗子 with ビッグスクーター》

164-9「夏の冒険島の巻」
町会主催で、子どもたちが島でキャンプをする事に。付添い役の両さんは、町会が雇ったアルバイト人員の人件費を一人占めにしようと、そのサバイバル能力をフル活用して奮闘する。
・プロ並みのキャンプ能力と 超神田寿司仕込みの料理の腕で大活躍する両さん。同じ“子どもとキャンプ”話の11-23(1978年)と比べると、隔世の感がありますね(笑)。
・島の名前は、懐かしのアニメ「冒険ガボテン島」(1967年放映)からですね。
今の読者に、わかる人は どれだけいるんでしょう(笑)。
《扉絵:帆船、海を往く(本編に直結)

165巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

165-1「こちらパンダさん警察署の巻」
新葛飾署を見学に来る幼稚園児たちのため、署員全員がパンダの着ぐるみを着て勤務する事に。両さんは、相手が誰なのか わからないまま 剣道・柔道で奮闘する。
156-3157-2に続く“着ぐるみシリーズ”第3弾。
《扉絵:こち亀キャラ、パンダ姿で大集合》
・扉絵は、
156巻カバー絵(155-2扉絵)をパンダ姿にしたもの。「誰が誰だかわかるかな?」とクイズ形式になっており、本編終了後のインターミッションページに解答(元絵)が掲載されています。ちなみにWJ初出時は何も解説が無かったので、一部のファン(私含)以外はネタに全く気づきませんでした(笑)。

165-2「アラビアン!トレビアン!の巻」
たまったマイレージポイントを使い、アラビア・ドバイへの旅行に出発した両さん部長。「アラビアンナイトの国」「月の砂漠」を楽しみにしていた二人だが、予想だにしなかった現地の発展・都市化ぶりに唖然。
中川君の解説により、当時(2008年)目ざましい発展を遂げていたドバイを学習漫画風に学ぶことができます。
・冒頭で部長が「以前 両津とヨーロッパに旅行したな」と言っているのは、
46-646-10の話。
《扉絵:両さん&部長、空飛ぶじゅうたんで月夜を往く》

165-3「バラ色の人生の巻」
良子夫人の頼みを受け、バラを育て始めた部長。盆栽で得た園芸知識を活かして次々と見事なバラを咲かせ、早矢婦警・女性たちから賞賛を浴びる。予想だにしなかったモテモテ状態は、いつしか部長自身にも変化をもたらし…。
《扉絵:なし》

165-4「ひょうたんからひょっこり島の巻」
東京都最南の島「ひょっこり島」へ釣りにやって来た両さんボルボ左近寺の3人だが、観光のため温泉を掘っていると島民から聞かされた両さんは、釣り そっちのけで そちらに没頭し始める。やがて地下から出て来たのは、温泉ではなく…?
・セリフ中の「以前 温泉掘った事あるからな」は、73-1141-6の話。
・タイトルは、名作人形劇「
ひょっこりひょうたん島」(1964〜69年放映)と ことわざ「ひょうたんから駒」を合わせた洒落ですね。
《扉絵:派出所前(本編に直結)

165-5「日暮登場の巻」
4年ぶりに目をさまし派出所へ やって来た日暮だが、警視庁のリストラで既に解雇されていた事が判明。不憫に思った両さんたちは 新しい職を見つけてやろうとするものの、唯一の特技・超能力も衰えてしまった日暮に世間の風は冷たく…。
・オリンピック男・日暮熟睡男、恒例の4年ぶり登場。シンプルなサブタイトルが、逆に新鮮です。
・かつては4年分の時事ネタや風刺を盛り込むのが定番だった日暮話ですが、作品性の変化か ギャグにしにくい(シャレにならない)時事ネタが多いせいか、近年は キャラ中心のドタバタパターンが多いですね。
今回 日暮が「ドイツが統一したり ソ連が崩壊したり」と過去のニュースを語っているのも、逆に変化を際立たせている印象を受けました。
・日暮の年令を計算しようとする中川君を、「長期連載作品のタブーの領域だ!」と慌てて止める両さん。そういえば自分も、かつて「西暦2000年には60歳近くなる」とか言われてましたっけ(笑)。
《扉絵:日暮、睡眠中》

165-6「早朝サービスの巻」
新葛飾署のボウリング大会が、何よりも安さを重視する両さんの音頭で(早朝割引の)朝4時から開催。急ピッチの進行で予算を格安に抑えた両さんは、続くカラオケ大会も早朝割引で決行する。
《扉絵:麗子&バイク(YAMAHA NEW V-MAX)》

165-7「うなぎの長い日の巻」
夏春都からウナギについて教えられた両さんは、「わしが稚魚から育ててやる」と言い、二徹の船で海へ。中川の水産会社を利用して深海から手に入れた卵を 見事 人工孵化させ、独立会社を設立して大儲けするが…。
・様々なウナギの豆知識が盛り込まれた話。
・「(業者の言うことを)そのまま鵜呑みにしていいのか!」という両さんのセリフは、当時 話題になっていた事故米問題を連想させます。
《扉絵:両さん&巨大ウナギ》

165-8「部長の自分史の巻」
大原部長の誕生日に「自分史」をプレゼントする事になった、両さんたち派出所メンバー。中川の財力をアテにして「漫画」「アニメ」「映画」と どんどん豪華になっていく自分史制作計画だが…。
・11月(
2003年)・5月10日('04年)・10月頃?('05年)・8月('06年)・5月('07年)…と来て 2008年は9月に訪れた、部長の“変動制”誕生日。こち亀ファンにはお馴染みです(笑)。
・部長の孫娘・
桜ちゃんが久々に登場。幼稚園児姿での登場は104-4以来2回目です(115-7では赤ちゃんでした^^;)。
・予算不足をごまかすためとはいえ、「金をかければ いい作品ができるとは限りません」と語り 子どもの評価を優先させる両さんは、けっこう的確に本質をついてるかも?
28-9でも、自作紙芝居子どもの心をつかんでましたね。
《扉絵:両さん、ゲーム疲れで爆睡》

165-9「ドバイでヤバイの巻」
巨大プロジェクトへの協力を中川から要請され、再びドバイを訪れた両さん。気温50度近い猛暑のドバイで 風通しの良い日本風家屋を提案したところ大当たりし、本来のプロジェクトそっちのけで住宅販売業に入れこみ始める。
165-2に続くドバイ話。“ガロランド”ネタは、112-1での両さんのセリフからです。
・「現金は私をうらぎらない 私は現金をうらぎらない」は、初出当時の時事ネタ(^^;)。
《扉絵:派出所、秋空の下(本編に直結)


←156〜160巻   こち亀データベースTOPへ   166〜170巻→